新宿を歩いていたら「くらしと測量・地図展」という催し物をやっていました。地盤や液状化マップは防災に役立ちそうです。
新宿の西口広場を通りすがったら、「くらしと測量・地図展」なる東京都主催の催し物がやってました。
基本的に自分も地図好きだし、こんな時節柄か、東京の地盤や液状化マップ、防災に関する展示も多くて、非常に面白く、ためになりました。
なかなか興味を引かれる内容だったので、ご紹介します。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
さて、今回の「くらしと測量・地図展」の会場となっていたのは、新宿駅の西口にあるフリースペースとなっている広場です。
ぶっちゃげ、このような展示物がやっているのは知らなかったので、思わずめっけもんでした。
地図とか地形に関する展示が色々と並べられてました。
床には、江戸や東京の地図が、。
地図といったら、やはりこの人は外せないですよね。
伊能忠敬の測量方法とか、測量の道具とかも並んでました。
日本を歩いて一周して、地図を作り上げたとかすごすぎる情熱。
もし、現代に生きていたら、情熱大陸に取り上げられるのは間違いないね。
そして、明治時代の東京の地図も。
より緻密になってきてます。
そして、現代のデジタル地形図。
地形が、緻密に色分けされていて、これで東京を見てみると面白いです。
山の手と下町とかの説明も。
てゆうか、東側は低すぎ!
床には、このデジタル地形図がババっと展示されていて、眺めることが出来ます。
さらに、3Dメガネを使えば、東京の地形も、映画アバター並みに飛び出てきたり。
そして、東日本大震災もあり、やはり地盤や液状化、防災関連の展示も充実してました。
建物の新旧や、密集度によって、街の危険度がわかります。
そして、地盤と液状化マップもコンピューターで調べることができます。
眺めていたら、係りのオッチャンが来て、説明しながら、地盤について教えてくれました。
これは、インターネット上からも見ることが出来るので、ぜひ、お住まいの地域の地盤や液状化の状況調べてみてはどうでしょうか。
参考: 東京の地盤 東京の液状化予測図
やはり、東京は西高東低の地形は鉄板らしく、西側の武蔵野台地は強い地盤だけど、東側だと大きな震災だと液状化の可能性があるらしいです。
さすがに浦安ほどにはならないらしいけど、それなりの被害は起こるらしいです。
そして、地盤と密接に関わる、土地の高低差や川の流れに関する資料も。
江戸川区周辺とか、やはり低すぎです。
そして、特別展示として、東日本大震災の被害状況の展示もありました。
災害は、不可抗力なものかもしれません。
しかし、それに備えての対策を行うことで、被害を出来るだけ小さく抑えることは可能なのです。
予め、避難準備とかをしておくのはもちろんのこと、自分の地盤なども調べておいて、どのような被害が起こるかを想定するのも必要な対策の1つだと思います。
ぜひ、一度住んでる地域の地盤などを調べてみるのはどうでしょう。
スポンサーリンク