警視庁による犯罪情報マップがリニューアルしました。犯罪発生数や発生場所が地図表示されて街の治安を調べるのに便利そうです。
警視庁が提供している犯罪情報マップが先日リニューアルしました。
東京都の街の治安について調べるのにお馴染みの犯罪情報マップですが、このリニューアルによって使いやすくなったでしょうか?
色々と機能も付いたみたいなので、ちょっと触ってみました。
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まず犯罪情報マップの基本である、区市町村単位や町丁目単位での犯罪発生数についてを、区域ごとに色別で表す機能は今までと変わらずに使えます。
その地域の犯罪の多い少ないや、犯罪傾向を調べるのに便利です。コツは同じくらいの人口数や特徴の区域同士で比較してみること。
さらに今回のリニューアルで可能になった事が、画面上で二画面表示や地図への描き込みが可能になった点です。
二画面表示をするとこんな感じですね。
これを使えば、例えば同じ地域の自転車盗と侵入盗との発生数の比較をしてみたり、あるいは地図と航空写真を見比べてりすることが出来ます。特に住宅探しにおいてはどのような犯罪が起こっているかでその街の治安の状況が分かるので、この機能は便利そうです。
そしてその地図への描き込みも出来るように。
アイコンを打ち込んだり、線を引いたり、文字を書き込んだり。
これは犯罪情報マップを見ている時に気になった事を書き込んだり、実際の街の情報を書き込んだりするのに便利そうです。危なそうなポイントを描き込んでも良さそう。
これらの描き込んだ地図は印刷したり、KMLファイルに保存することが可能になったので、例えばお子さん達と一緒に通学路の危険マップとかを作ってみてそれを印刷して持たせたりしても良さそうです。自治体や町内会での防犯パトロールに利用することも良さそうですね。
注)KLMファイルで保存しようとしたらエラーが出てしまいました。操作性はちょっと悪い、、。
さて、今回のリニューアルによって私が一番良いなぁと思ったのが、町丁目単位の地図において犯罪の発生地点が表示されることです。
これは路上強盗、ひったくり、公然わいせつの路上で起こった事件が、路地レベルで表示されるのです。
なので、自分の帰宅道とかの危険な場所を把握出来るので、夜遅くなったらその辺りは避けるとかの対処に役立つのです。
正直、犯罪情報マップにおいて犯罪発生数が色分けされても普通の人の実生活にはあまり役立たないのですが、これなら犯罪予防のためにすごく役立ちます。
さらに変質者情報も地図上で表示されます。
そう、あの「事案」というやつですね。
しかもこの変質者情報を見てみると本当にドバっと地図上に表示されています。世の中本当に変質者が多いんですね。
ここまで表示されていると、もはやどの路地がどうののレベルを超えて街として、この辺りは変質者が多いんだなぁという情報を得ることが出来ます。
まあ実際の犯罪ではないので、そこまで神経質になる必要はないかと思いますが、それでも街の治安の雰囲気を役に立つと思います。
さらにこれらの犯罪情報マップですが、スマフォサイズにも対応されることに。
とはいえ、ちょっとインターフェース的に使いにくく、さくさく見れるとは言えないのですが、持ち歩きながらその街の治安状況を見れるのは便利です。スマートフォンへ環境への対応が遅いと言われている官公庁ですが、ちょっとずつ対応してますね。使ってみてはいかがでしょうか。
以上、リニューアルした警視庁犯罪情報マップの使い方でした。
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