アクセス便利な23区唯一の渓谷「等々力渓谷公園」を散歩しました。和カフェやランチもあり自然派デートにもおすすめ。行き方や服装の紹介です。
「渓谷」という言葉を聞いたことありますか?
▽渓谷とは?
山にはさまれた、川のある所。たに。たにま。
出典 コトバンク
ふつうは山間の地域にあり東京においても奥多摩地域にはあるのですが、都心部にはありません。
しかし、深い谷と底に流れる清涼な谷川。そして溢れる緑は自然豊かなパワースポットでとても魅力的。
等々力渓谷は東京23区で唯一の渓谷なのです。
等々力渓谷は渋谷からでも15分足らずで行けるアクセス便利な場所なのです。
東急大井町線の等々力駅から歩いて行けます。
ローカル感のある商店街を抜けていくとすぐ。道路の脇に等々力渓谷への階段があるので、降りていきましょう。
深い谷底には清涼な谷川があり、深い緑に囲まれてまるでジブリの世界に迷い込んだようなのです。
等々力駅の近くにある紅い色のゴルフ橋付近から遊歩道があり、途中環八通りの下をくぐりながら等々力不動尊方面へと抜けることが出来ます。
それではそんな等々力渓谷を散歩してみましょう。
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等々力渓谷から上を眺めてみました。
上に架かる赤い橋。
橋の下の等々力渓谷は深い緑。
上の世界とは時間の流れがぜんぜん違います。
途中に横切る環八通りなんか、都内の大動脈で車がビュンビュンと走っているのに。
ジブリ映画では深い森や谷底が異世界のようになっているけど、そんな異世界がこの等々力渓谷にも広がっているかのようでした。
谷底に流れる谷沢川に沿った遊歩道を歩いてみると、まるでジブリの世界に迷い込んでしまったような気持ちでした。
階段の上を見上げると、地上の世界ははるか上。
差し込む陽の光も少くて、まさに別世界です。
静かで、夏でも涼しい空間が広がっています。
所々で流れる湧き水が、冷涼感をより増しています。
さて、そんな等々力不動の境内の一画には、庵のような甘味カフェがあります。
その名も雪月花。
ここが深い緑と滝の音に囲まれた、なにしろ良い場所なのです。
店先にある縁台は、鮮やかな赤い布と赤い野天傘がある、完璧なスタイル。
冷しること、塩昆布と、番茶のセットを頼みました。
冷たくて、甘くて、歩き疲れた身体にぴったりでした。
▽雪月花 営業時間:11:00~16:00 ※冬季(12月第三月曜日~3月中旬中)は土日祝のみ営業
▽ランチにおすすめのレストラン
等々力渓谷でランチをするならおすすめなのが、イタリアンレストランの「OTTO」です。
環八通りと交わる橋の横にあり、窓からは等々力渓谷の緑が広がります。散歩の途中にぜひ寄りたいスポットです。
OTTO|食べログ
等々力渓谷の一番南側にあるのが、等々力不動尊です。
仏像や祠が樹々の中に散らばっていて、ここもまた異界。
まるで神隠しにでも会ってしまいそうな雰囲気だけど、なにしろこの一帯は修行僧の霊場でもある位の場所なのです。
流れ落ちる水の轟が響いたから「等々力」と名付けらたそうなのですが、そんな歴史も感じさせる場所です。そんな等々力渓谷を後にして、長い階段を上って地上へと戻ります。
地上の世界に戻ってきたら、どことなく安心した気持ちになりました。
緑溢れる等々力渓谷ですが、あくまで街の中の公園ですし遊歩道も整っていますので、普通の服装で大丈夫です。
とは言え階段の昇り降りはありますし500mほどの距離は歩くことになりますので、やはり高いヒールなどは歩きにくくスニーカーなどにした方が良いでしょう。
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