二子玉川駅は少し歩くと自然豊かな多摩川です。お洒落なカフェやグルメがあり、散歩やアウトドアなデートを楽しめます。
二子玉川はオシャレな街として有名です。
二子玉川駅の周りには「ライズ・ショッピングセンター」が出来上がり、感度が高いお店が集まり人気があります。
元々から「ニコタマダム」の街として高級感を漂わせていましたが、最近は「VERY妻」系と呼ばれるような高所得な主婦やファミリー層が主役となっている感じがします。
特に休日には多くの人々が集まり買い物や食事を楽しめるショッピングタウンとして賑わっているのです。
と同時に、二子玉川は自然とも近い街。
街のすぐ隣には多摩川が流れているのです。
東京都と神奈川県とを隔てる多摩川は、二子玉川の街に沿って流れ広い河川敷となっています。河川敷は草地となっていて、サッカーや野球が出来る運動場や水辺のある公園もあります。
遊歩道が続いていて、ジョギングや犬の散歩などにも良さそう。
やはり河の流れは雄大であり、眺めているだけでとても気持ちの良い空間となっているのです。散歩してみたり、休日には遊びに出てみたりとアウトドアな雰囲気を楽しめます。
一方で、バーベキューは二子玉川側(東京都)では禁止されています。河を挟んだ二子新地側(神奈川県)にはBBQエリアが設定されていて、そこでならバーベキューを楽しむことがあります。→参考リンク
二子玉川駅から多摩川へはすぐに出ることが出来ます。
というのも駅自体がほぼ川沿いにあり、ホームは多摩川にせり出している位の距離感なのです。河川敷には公園や運動場がいくつもありますので、スポーツなどの試合のために集合する時などは間違えないように気を付けましょう。
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さて、二子玉川から多摩川を散歩時のおすすめコースを紹介します。
まずは二子玉川のショッピング空間である「ライズ・ショッピングセンター」を抜けていきましょう。
ライズ・ショッピングセンターのテラスマーケットエリアは郊外の雰囲気を活かしてか広々としたデッキ空間です。蔦屋書店や蔦屋家電などお洒落なお店とシネマコンプレックス集まっています。
楽天本社が入る楽天クリムゾンハウスの横を抜けながら多摩堤通りを歩いていくとその先にあるのが「二子玉川公園」。
ここは新しく整備された公園です。
園内には回遊式日本庭園である「帰真園」と明治時代の「旧清水家住宅書院」があり見学することも出来ます。
とは言え、やはりここの主役は丁寧に整えられた広い芝生です。
今の二子玉川らしさを表したような風景でとても気持ち良い。休日はもちろん平日でもお子さんを連れたニコタママ達が集い、遊んだり会議をしたり。
公園内にスターバックスの店舗があるのを見て、さすがだなと思いました。
都会的でお洒落で洗練された雰囲気がありつつも、郊外の広々とした気持ちの良い空間が広がっている。そんな二子玉川を表したような場所なのです。
スタバの横から眺める多摩川は開放的。特に夕方の沈む夕陽は空一面をオレンジ色に染めとても雄大。
そして、ここから河沿いの遊歩道へと抜けることが出来るのです。
さて、多摩川の風景は雄大で気持ちのよいもののせいか、この頃河岸にはこの風景を眺めることが出来る飲食店やカフェやらが増えています。
特にこの二子玉川は住宅地としての人気が高く、若い家族世代が増えています。
子供連れでも行きやすい、そしてお洒落で美味しいお店があるのです。
これらのお店が並んでいる多摩川沿いですが、特に面白いお店が「トキオプラージュ・ルナティック」です。
ここはフランス料理店ながらも敷居の高い感じはまったくなく、どちらかと言うと屋台で食べるような感じの開放感溢れるカジュアルなフレンチレストランなのです。
というのも、このお店は美味しいフランス料理を出来るだけ安く食べれるようにしたいというコンセプト。
だから料理以外の色々なところがリーズナブルにされているのです。
例えばお店はなかなか露骨な造りです。
そして注文は券売機でするセルフ方式。
フランス料理と言えばパリッとしたテーブルで、きちっと髪の毛を固めたウェイターさんに難しいメニューを気取りながら注文するというイメージが完全に崩されるのです。
とは言え、出てくる料理は美味しくなかなか楽しめる。
そしておすすめが天気が良い日の屋外テラス席。
ハンドメイド感溢れる階段を上っていくと屋上にも出ることが出来ます。
ソファーも置かれているので、ここで多摩川の風に当たりながらキリッと冷えたシャンパンをゆったりと頂くととても幸せな気分になります。
時々微睡みながらも食事とお酒を楽しめるのも、こんなカジュアルなフレンチレストランならではだと思いました。
さて、お腹も膨らんできたら多摩川散歩を再開しましょう。
河岸の遊歩道は白い路が真っ直ぐとつづいています。
この日がまるで真夏を思わせるとても暑い午後だったので、ジリジリと焼き付けるような陽射しは強く、歩いているうちに汗が吹き出してきます。
多摩川の河岸は木陰が少ない一面の草むらです。
なんでもこの場所には玉川読売飛行場という飛行場があり、読売新聞の報道用飛行機や旧日本軍の飛行機が運用されていたそうです。
どうりでただっ広い空間なのです。
太陽の強い光から身を隠すためには、東急線の鉄橋のひんやりとした空間。
そして兵庫島にある「兵庫島公園」なものでした。
周りが樹木に覆われてる共に、ひんやりとした水辺があり暑さが身に染みる日でも涼しい気分にしてくれる、いわば多摩川のオアシスです。
ちょうど良い木陰を見つけたら、裸足になって横になると昼寝のつづきが出来そうな気持ちの良さです。
鉄橋を渡る電車の音を聞きながら風景を見てみると、緑の中に高層マンションが立ち並ぶキリッとした二子玉川が眺められるのでした。
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