「二子玉川」。
通称、「ニコタマ」とも言われる人気の街ですが、
その人気の火付け役でもあり、現在も街の中心核であるのが、
「玉川高島屋S・C」です。
「S・C」=「ショッピングセンター」の略でありますが、
最近大盛況のイオン系のショッピングセンターとは
少し趣が異なり、高島屋ならではの、
郊外型の百貨店型ショッピングセンターです。
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玉川高島屋S・Cは、その店舗名には、ショッピングセンターとの
言葉が入っていますが、それは郊外にあり、かつ広大な店舗面積
であることの意であり、テナントも商品構成も、ショッピングセンター
ではなく、完全に百貨店です。
本館と西館との間にある、「アレーナ通り」には、高級ブランドがずらり。
そして、駐車場には近隣の世田谷区高級住宅街からのお越し
と思われる、高級車が並んだりして、イオン型ショッピングセンター
に見られるようなファスト文化の香りはまったくなく、
都心部のブランド通りを直接持ってきたような感じです。
地下街に食品店も、明治屋でした。
もちろん、デパ地下食料品街の充実度は、都心部の
各百貨店のデパ地下にも負けておらず、
非常に賑わった売り場となっていました。
二子玉川は、それだけで政令指定都市並みの80万人の
人口を抱える世田谷区においては、中心的な街であり、
世田谷区の人々は、都心部まで出ないでも、全てを揃えることが、
この玉川高島屋S・Cでは可能なんですね。
二子玉川は、住宅街が中心の街であり、
仕事などで出かける街というよりも、まったりとした休日を過ごす街です。
平日は、仕事で都心部に働く人々も、
二子玉川においては、パパでありママであり、彼氏彼女だったりするのです。
もちろん、そこには子供達がいたりもしますが、
とにかく、ゆったりとした家族達とすごす時間を与えてくれます。
そして、二子玉川高島屋S・Cはそんなニーズを満たしてくれます。
ボーッと青空を眺めるための屋上が充実しているのです。
芝生と、ウッドデッキがあり、子供たちも自由に遊んでたり。
屋上だけではなく、中層階にもテラス的なものがあったりします。
バラが何本も植わっていたりする、「ローズガーデン」。
テラスには、テーブルと椅子が据え置かれているため、
世田谷マダムの奥様達が、会話に花を咲かせていたり、
パパママは休憩しながら、子供は端っこで遊んでいたりとしてました。
買い物買い物だと、疲れちゃうのでやはり休日の百貨店には、
「溜め」の部分が必要ですよね。
この「溜め」の空間は、外部だけでなく、建物の中にも。
エスカレーター脇にもベンチが多くある空間があったり。
全体的に緑も多くて和みます。
疲れてきたら一休みも。
二子玉川の中心的存在でもあり、その規模は巨大で、
いくつかの建物から構成されています。
なので、その辺のことをご紹介。
まずは、中心である本館です。
昭和41年に完成され、40年近くが立っています。
内装は、昔ながらの百貨店という感じで、天井がやや低い。
でも、その後の百貨店・ショッピングセンターへ多大な影響を
与えたということで、さすがの存在感。
そして、新しめの南館。
専門店街やレストラン街が入っていたり、建築が凝っていてお洒落な雰囲気がします。
綺麗なんだけど、都心部のデパートには無い休日のマッタリ感が出ていて、
結構好きです。
ブランド通りもある西館。
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