二子玉川は再開発がどんどん進んでいます。
さすが私鉄の雄、東急電鉄が再開発を進める街です。
沿線の核となるような街を目指しているようで、買い物に行きたくなる街へと変化しています。
求めている姿は、絵に描いたような家族のための街。
そして、周りの高級住宅街の商業地となってることも特徴的です。
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二子玉川には2つの重要なキーテナントがあります。
というかこの2つのテナントがほぼ二子玉川かもしれません。
1つ目は、東急傘下のライズ・ショッピングセンター。
これは、東急二子玉川開発の目玉であり、これからの二子玉川にとっても非常に重要な商業施設です。
二子玉川駅をまたぐように建っていて、改札を出ると目の前に広がる空高いガレリアの巨大さには圧倒されますよ。
二子玉川を落着いた高級住宅街と考えていた人にとっては驚きの光景かもしれません。
このライズ・ショッピングセンターによって、二子玉川は商業地と地位を完璧に固めました。
特に先月のテラスマーケットエリアの開業で、もうほぼ完全体です。
気持ちの良いオープンエリアに、ナチュラル感や体験を大切にしたお店はまさに今の消費者行動の王道を追及しているよう。
そんな二子玉川が追及してるのは、ある種の家族の形です。
なんと言うのですかね。
30代の夫婦で、小さい子供が1人または2人。
休日には多摩川にマクラーレンのベビーカーをに子供を乗せて散歩。オープンカフェでお茶してから、ライズで買い物。みたいな。
VERY的価値観とでも言うのですかね。
写真
なんというか絵に描いたような憧れの消費生活のモデルのような街です。
そう言えば、二子玉川に住むマダムを「ニコタマダム」と名づけたのはVERYらしいですね。
ただ感覚的なものとしては、VERY系の中でも、ややナチュラル感が強いというか、アウトドア感が強いという感じがしました。
さてさて、二子玉川にはもう一つの文脈があります。
それは、周りに田園調布や瀬田、さらには成城などの超高級住宅街があることです。
それら日本でもトップレベルの超富裕層を引き受けてるのが、高島屋です。
これが2つ目のキーテナントです。
こちらは、日本初の郊外型ショッピングモールであり、二子玉川ブランドの基礎を作った百貨店です。
駐車場に行ってみると、ベンツやBMW、レクサスといった高級車がとことん停まっています。
都心部まで行かなくても、ご近所感覚の百貨店で一流ブランドを買えることはこの上ないお手軽感だと思います。
レストラン街に行ってみると、絵に描いたような上品な初老のご夫婦が鰻を食べていたりするのです。
まさに本物のマダムの姿をそこに見ました。
こんな風に、VERY系ニコタマダムと、本物のマダムが集まるような街が二子玉川です。
ただ、休日の風景はおひとりさまにとっては肩身が狭いかも。
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