下北沢は、雑多感がある街。
言い換えれば、カオス的な街なのです。
ちなみにカオスとは、、
カオスとは、本来の意味では混沌とした状態のこと。由来はギリシア神話に登場する原初神からのものである。
ニコニコ動画では言葉では言い表すことができないくらい混沌とした作品のこと。一貫したテーマがなく、理解に困る場合が多い。 しかし宇宙はカオスから誕生したのである。カオスな作品を観ても応援してあげよう。なぜかカオスはニコニコ動画の基本的概念と呼ばれることも。
ということです。ニコニコ動画的にね。
綺麗な街並みだとか、整然とした街並みであるとか
はとても言えなくてごちゃごちゃとしているけど、
カオスな下北沢が心地よい。
そんな下北沢のどこがカオスなのかを、
街をぶらりしながら探してみました。
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まず何よりも、下北沢の玄関である下北沢駅からしてカオスなんです。
駅の規模としては大きくはない駅なのですが、
駅の構造が無駄に複雑で、かなりわかりにくくてダンジョン気分です。
走っているのは、新宿と神奈川方面を結ぶ小田急小田原線と。
渋谷と吉祥寺を結ぶ京王井の頭線。
2つの路線しか走ってないのですが、立体交差の駅構造となっていて、まあ分かりにくい。
京王線が上で、小田急線が下なのですが、
高低差がある地形に駅があるので、感覚が変になるのです。
なんか、見えているのに行けそうに行けない、ドラクエのダンジョンみたい。
小田急線と京王線は、乗り継ぎの改札が無くて、どの改札でも両社の切符を使うことが出来ます。
そして、かなりオープンスペースなトイレ、というよりも便所。
西口の階段の脇にあって、絶妙な角度で一応は見えないようになっています。
では、街に出てみます。
下北沢には、代名詞とも言える小劇場やミニシアターが多くあります。
中心的な本多劇場。
本多劇場グループは、色々と下北沢に劇場を持っています。
「劇」小劇場。
駅から少し離れた茶沢通り沿いにある、鈴なり横丁には劇場とスナック街があります。
ここに入ってる「ザ・スズナリ」こそが、本多劇場グループの最初の劇場であり、
まさに、小劇場タウン下北沢の原点とも言える場所です。
ちなみに本多劇場グループとは、本多一夫氏によるもので、
wikipediaで調べてみたら、なんか面白そうな人物で、
劇場を始める前の、バーや居酒屋経営でも手腕を発揮したらしい。
シアター711はミニシアター。
そして、かなりノスタルジーなスナック街も。
小劇場だけじゃなくて、下北沢タウンホールでもいろいろやってるみたいです。
駅前には、演劇に関する掲示板があったのもさすが下北沢です。
下北沢はなんと言っても、街全体がカオス的な街なんです。
まず、近いががカオスでして、
下北沢の名のように、元々は「沢」が流れていた地域なので、
駅の周辺も傾斜がある地形で、それが街歩きしていると、
方向感覚を狂わせる原因になったりするのです。
上の写真は、茶沢通りとその上を走る井の頭線なのですが、
この辺りは低地の谷底で、ここから下北沢駅へ向けて傾斜を上がって行きます。
そして、そこに架かっていた橋もカオスでした。
まるで宗教施設のよう。
さらに、駅の周りには鉄道を跨る歩道橋があったりして、さらに迷宮に誘われます。
んで、ちょっと裏道に入ると、普通の住宅街だったりもする。
なんか普通の古いアパートを改装したようなカフェ。
さらには、駅の脇には、昔からあるような駅前食品広場市場もあったりします。
こんな具合で下北沢には、色々なものが混ざり合ったカオス状態なのですが、
これが、魅力的なのです。
つづいては、この商品市場も含めて、下北沢の商店街事情を見てみたいと思います。
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