千歳船橋の商店街を歩いていた時に、急に美味しいコーヒーが飲みたくなりまして。
大体ふらりと街中のコーヒー店に入る僕としてはあまりしないことなんだけど、スマートフォンで検索をしたんですね。
検索結果のトップに出てきたのが、食べログの堀口珈琲のページでした。
口コミを見たら中々の評判で、しかも行列が出来る人気店だという。
歩いていた商店街に、そんな人気店があるとはね。
タイミングの良さに感謝をしつつお店の場所を確認して、早速向かいました。
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お店は小田急線千歳船橋駅の北側を左に少し歩いた所にあります。
千歳船橋の商店街は世田谷区の庶民的な普通の商店街だったりするので、そんな人気店があるとは思えなかったのですが、口コミページのとおり人気店でありまして、僕の前に3組のお客さんが並んでました。
人気店ではあります。
しかし今話題のサードウェイブ男子が集まるような、なんだか斜め上に行っているようなお店ではなくて、きわめて街に密着しているようなお店。この千歳船橋に住んでいる夫婦や、奥様友達同士が気軽に来るような感じなんですね。
例えば、杖をついたようなすごく歳を召されたおばあちゃんと、少し歳を召された娘さんが二人で来ていたり、お祖母ちゃん、お父さん、お母さん、女子高生の娘さんが家族で来ていたりと、そんな感じなんです。
お店の中は、木の落ち着きの良さが生かされている新しいお店で、周りの棚には可愛らしいコーヒーカップが並べられていました。
4角形や8角形のテーブルに、それぞれ違ったデザインの椅子が置かれているのですが、この椅子のなかなかすわり心地が良くて、お店の中は混んでいたにも関わらず、最初から落着いた気持ちになりました。
コーヒーカップもそうなんですが、椅子のセットもバラバラのデザインなのですが、このお店は雰囲気としてひとつの統一感にまとめられているんですね。
お店の真ん中にはDJブースのようにキッチンがあって、そこの中でバリスタを中心に、お店のスタッフの方々がお客さんに適度に気を配っています。ほんとにすごく目を配っています。席に着くと、早速冷たい水とメニューを持ってきてくれる。僕が珈琲を選ぶのに迷っていると、それぞれの珈琲の特徴をツラツラと説明してくれる。お皿があくと、さっと下げてくれる。
確かに、ぼんやりと本を読んだりするような静けさとは違うかもしれないけど、洗練されたサービスを気軽に落着いた空間で楽しむのに良い空間です。
さて、説明をうけて選んだのは、このお店の平均的なラインだという3番の珈琲。
マイルド&ハーモニーというらしいです。
そして、ツナサンドです。
正直言うと、サンドイッチを頼む場合ツナサンドは選ばないんだけど、他のサンドイッチは既に売り切れてしまっていたので、僕としては消極的選択肢によってツナサンドを選びました。
でも、このツナサンドなかなか美味しくて、ツナにシャキシャキのレタスときゅうり。焼き目のついたパンは、甘い感じで、優しい感じでした。
世田谷区は美味しいパン屋が揃っているのだけど、カフェのパンもやっぱし美味しいですね。隣席の方はトーストを食べていらっしゃったけど、これもまた美味しそうな感じでした。
ツナサンドのマヨネーズ感とパンの甘さが、ちょっと酸味のある珈琲をまろやかにして、良い組み合わせでしたね。
千歳船橋って見落としがちになる街だけど、また堀口珈琲目当てにまた来たいな。そう思わせるお店でした。
それにしてもこの堀口珈琲のマーク。
なんだか、スポーツ選手がよく着ているアンダーアーマーかと思っちゃいましたよ。
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