個性的な街が集まる中央線沿線では、
極めて普通度が高い街が荻窪です。
まあ、こんな時代ですし、
何が普通なのかも見えなくなってきていたり、
中央線沿線の普通と武蔵野線沿線の普通とは
印象が違うのかもしれませんが。
中央線沿線の駅を見比べてみて、
荻窪は普通で個性的なものは少ないけど、
杉並区の買い物や遊びタウンとしては中心的な街。
とりあえず、吉祥寺まで足を延ばす必要はないけど、
ちょっと買い物をしたいなぁという時には荻窪かなと。
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荻窪は杉並区では大型の商業地だけあって、
駅前にはルミネ荻窪店が早速ドドンと。
ルミネは、JR東日本直系のファッションビルですが、
新宿や池袋のルミネのように若い女子に特化しているよりも、
荻窪ルミネは生活により近い戦略です。
高円寺の古着店に行くようなサブカル感(かまやつ系とも言う?)
のある女性というよりも、
都心部で仕事を終えたOLさんが、ふらりと帰宅時に
寄っちゃうような感じで。
屋上にふらりと行ってみました。
屋上にあったのがソラドファームという屋上菜園でした。
キュウリとかミニトマトとかが。
時代はナチュラルに向かっているらしいですが、
土をいじりながらのアフター5や休日もありなのではないかと。
そういえば、このルミネ荻窪なのですが、
上層階がよみうり文化センターとなっているのです。
まあ、ここはアフラー5というよりも、引退世代が
楽しむようなカルチャーセンターなんですけどね。
引退を迎える荻窪の団塊の世代は、
それなりに資産があるなど恵まれた世帯が多いらしく、
残された自分の人生をどのように時間を潰していくかが
大きな関心ごととなっているようで、
この日も、初老期の方々がアマチュア写真展の
準備をしてました。
荻窪ルミネの隣に建っていて、屋内で直接つながっているのが
タウンセブンなんです。
表からだとお洒落な雰囲気を醸し出していますが、
このタウンセブンは、元から荻窪にあった地元の商店が
入居したもので、裏から見るとこんな感じ。
ローカル色が強い、昔ながらの駅前デパートのよう。
となりには、西友があります。
入り口には恵比寿さんも。
普遍的な荻窪の街ですが、
スイーツ(笑)御用達のルミネと、価格安いの西友とが
つながっているのがなんとも言えなくて、
商業施設もより生活に近い印象でした。
健全な雰囲気の繁華街
さて、荻窪は杉並区の中心的な街ということで繁華街もあります。
場所的には前述のタウンセブンの裏側で、
駅前からも荻窪ルミネとタウンセブンとの間の通路を
すり抜けると来ることが出来ます。
まあ、繁華街といっても、住民活動の盛んな杉並区であり、
かなり健全性の高い繁華街で、歓楽街的な要素はほぼ皆無
なんですけどね。
基本的には、カラオケ屋とかパチンコ屋、ゲームセンター
などがあったりです。
なごみの湯というスパ施設も。
これらの通りは、「白山通り」なんですが、
名前の由来は「白山神社」からでした。
白山通りといえば、文京区の水道橋付近が有名ですが、
どうやら「白山神社」というのは石川県の霊峰・白山を
信仰対象としているらしく、全国にも多くあります。
この「白山神社」も都内にも多く、旧来は被差別部落の
近くに多かったと言われているらしいです。
そんな白山通りですが、ちょっと裏道に入ってみます。
裏道の日の出階商店街ですが、こちらは飲み屋が多くありました。
いつも思うんだけど、会員制バーってどんな感じなんだろう。
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