高円寺は商店街が多い街。人気の古着屋も多くて、若者の一人暮らしが多い街の住みやすさは?
高円寺は中央線の沿線です。
新宿から7分の距離はアクセス抜群で、都心部に近い場所に住みたい人に人気があります。
それでいて商店街が充実。さらにガード下には昔ながらの居酒屋が軒を連ねるなど、昭和の雰囲気があります。
やや物価は安めですが、そこはあくまで中央線沿線。それなりの家賃相場となっています。
では、高円寺の住みやすさを見てましょう。
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中央線沿線の高円寺
中央線のサブカルチャー文化を受け継ぐ街のひとつだけど、その中でも昭和の雰囲気が色濃い気がする。
と言うのも、この街は(良い意味で)再開発が進んでないのです。街のつくりが昭和のままで、中央線のガード下だったり、商店街の密集度だったりに昭和の雰囲気を感じます。
まず高円寺の住みやすさとして挙げたいのが、充実した商店街。
高円寺駅の北側には純情商店街。南側にはpal商店街という大きな商店街があります。さらに、その周りにも複数の商店街が存在していて、駅の周りは庶民的な商店街が広がっています。
そこには日常的な飲食店から、スーパーマーケット。さらに八百屋や魚屋などの商店が多く買い物に困らないでしょう。安めの居酒屋が多いのも特徴的で、あの鳥貴族も東京進出の際に拠点の事務所を置いたのが、この高円寺だということを聞きました。
そうしてみると高円寺のテーマとして「安い」がある気がします。
高円寺は古着屋が集まる街でもあります。
高円寺駅の南口側の一帯は、古着屋が密集していて、東京においても下北沢や原宿などと肩並べるほどの古着屋街として有名です。
安くてもお洒落な服がたくさん置いているこれらのお店は、若い人たち、特に服飾系や美容系の学生さんなどを中心に人気が高く、お気に入りの服を見つけるために店巡りをする若者が多くいます。
そんなわけで、高円寺は若い人にとって住みやすそうです。
現に、高円寺駅周辺の住人の若者の比率は杉並区の中でも上位であり、若者に人気の街なんだなぁ。
交通の利便性から考えると、高円寺は非常に便利です。
新宿駅からは中央線と各駅停車の総武線が走っているのですが、中央線だと
新宿駅から「7分」
です。
中央線ので停まるのは快速だけであり、通勤快速などは停まらないのですが、そもそも十分に近い距離なので、それらの早い電車には乗る必要がありません。
この新宿からの距離感というのも若者にとっての住みやすさなのかもしれない。
また高円寺駅周辺で考えた場合、中央線の南側を平行して走っている丸ノ内線を利用するのも良いかもしれません。
駅にすると「新高円寺駅」あるいは「東高円寺駅」なのですが、中央線から距離にしても1キロ足らずなので、そんなに離れているわけではありません。商店街もつながっています。
一方で、家賃面での住みやすさはどうでしょうか?
中央線沿線としては安め
高円寺の家賃相場は、中央線沿線でも一駅都心寄りである中野駅と比べると一段安くなります。また、同じく中央線沿線西側である阿佐ヶ谷駅や荻窪駅、あるいは吉祥寺駅と比べてみても幾分安めです。
アパートが多く、また築年数が多い物件が多いので、このような結果なのでしょう。しかしこれは、あくまで中央線沿線としての相場です。駅に近い物件や条件の良い物件だとそれなりの家賃になってしまいます。
価格面で見ると丸ノ内線の新高円寺駅の方がやや安めなので、こちらから探してみても良いかと思います。
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