散歩の街「吉祥寺」。井の頭公園は自然が多く、森にはカフェがあり、動物園もあります。ひとり歩きやデートにおすすめの散歩コースを案内します。
例えば、ハモニカ横丁。
例えば、商店街巡り。
吉祥寺は散歩したくなる路地や商店街だらけの、散歩のための街と言えるでしょう。
そんな吉祥寺なのですが、その中で最も散歩におすすめのコースはここです
そう。井の頭公園です。
自然が豊かな広大な公園であり、ひとり歩きにデートにと、自然に触れながら楽しめる散歩コースなのです。
井の頭公園があるのは吉祥寺の南。
吉祥寺駅の南口を出たら、ごちゃごちゃとした駅前を抜けて、井の頭通りを渡ります。
マルイの横道に入ると、そこには古着屋や雑貨屋やカフェがずらりと並んでいる。
そんな吉祥寺らしい小路を少し歩いて、スターバックスと焼鳥のいせやの横を過ぎると井の頭公園です。
鳥料理の鳥良がある坂を降る。
はい。到着!
井の頭公園は幾つかのエリアに分かれています。
中心の大きな弁天池が有名ですが、その回りが緑豊かな散歩コースになっていて、森の中のカフェもあったりするのです。
さらには動物園やジブリ美術館も有名。
その気になったら一日中楽しめることが出来るのですが、なにしろあまりにも広大な公園です。
そこで、今回は井の頭公園の醍醐味である、豊かな自然や動物に触れられる癒し効果抜群の散歩コースを案内します。
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井の頭公園と言えば、デートでお馴染み。
弁天池のボートに2人で乗ったカップルは、弁財天が嫉妬をして別れてしまう。なんていう都市伝説もあったりするほどです。
もちろんボートも良いんだけど、井の頭公園の本当の魅力はやはり緑です。
池の周りを囲んでいる樹木は鬱蒼と繁り、その下を散策道が続いているのです。
この池の周りの散策路は、とても気持ちのよい小路です。
ベンチが多くあるので、歩き疲れてしまったら木陰のベンチで休むのも良いでしょう。
森の中にはカフェがいくつかあるので、そこでお茶やランチをすることが出来ます。
お洒落なカフェだとなんだか肩が凝ってしまうような場合は、昔ながらの売店で腹ごしらえを。
休日になると吉祥寺駅側入り口の付近は大道芸人が技を競い合っていてとても賑やか。
一方で、公園の東の端っこ、京王線の井の頭公園駅付近まで来ると静かで落着いています。
公園の中を京王線が走っていて、まるで森林鉄道のよう。
線路の下には小川が流れていて、何とも言えない良い雰囲気を醸し出しているのです。
カモもゆっくりと浮かんでいる。
この小川、井の頭池から流れなのですが、ずっと下っていくと神田川の流れとなり、やがて隅田川になり東京湾へと注いでいるのです。
ニャンとも長い歴史のある公園です。
森の中では猫が遊んでいたり。
池の中を見てみると、鯉がひしめき合っていたりするわけです。
そして、動物を見たかったら自然文化園に行くと良いでしょう。
井の頭自然文化園は、井の頭公園の中にある動物園です。
園は弁天池側にあるのが分園と、吉祥寺通りを挟んだ向かい側の本園とに分かれています。
本園は動物園。日本の野山に生きる動物が多くいます。
分園は水生物園。水鳥と水生動物という水辺の生き物が展示されてます。
このような井の頭自然文化園なのですが、特におすすめなのが、本園にあるリスの小路。
巨大なゲージとなっているリスの小路は多くのリスが放し飼いとなっていて、その中に入ることが出来るのです。
中を歩くと、目の前をリスがサササッと横切ったり、樹木の枝を見上げてみると木の実を必死に頬張っていたり。
至近距離で見るリスはなかなか愛くるしいものです。
欧米の巨大な公園に行くと野生のリスの姿をよく目にするらしいですが、ここリスの小路も気分はそんな感じでした。
井の頭公園は豊富な自然があり、動物にも触れ合うことが出来る公園です。
ゆっくりと時間をかけて回ったら、とても癒される散歩コースでした。
ジブリ美術館が有名な観光場所ですが、その前後にはこの公園を散策するのをおすすめします。
そう言えばトトロって、でっかいリスみたいだよなぁ。
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