上野の国立博物館ではお花見の時期に庭園を開放しています。桜が綺麗な穴場の場所です。
私たち日本人が一年で最も楽しみにしている季節。
そう桜の季節です。
寒かった冬が終わり、気温が少しずつ暖かくなってくると、東京の街並みも桜色に染まっていきます。
街なかの桜を見かけると、ついつい気分が高まってスマフォで写真を撮りたくなるのも、やはり日本人だからかなぁと感じるわけであります。
東京にも桜の名所はたくさんありますが、その中でも最も人が集まる場所の一つが上野の桜です。
上野の山とも言われるけれど、博物館や美術館の建物を包むような山全体の桜は、やはりお花見をしたい場所です。
やはり多くの人が集まってくるので、上野公園は相当混雑しています。
特にメインストリートの桜並木や、上野動物公園の周辺はレジャーシートが敷き詰められて、花見ならぬ酒盛りでとても混雑しているのです。
こういう花見も悪くないんだけど、静かにお花見したい時があります。
そんな時は噴水広場を通り抜けて、、
東京国立博物館に向かいましょう。
重厚な建物が印象的な東京国立博物館だけど、実はここは上野公園エリアでも穴場なのです。
もちろん大きな展示展をやっている時は人が集まりますが、桜の時期の上野の混雑具合を考えれば、格段に空いているのです。
特にうれしいのが、館内にあるレストランやカフェで落着いて座って食事ができるところ。
ホテルオークラが運営するレストランもあります。
オープンテラスでは、暖かな春の光の中、ゆったりとした気持ちでランチをとることが出来るのです。
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さらに何よりも良いのが、博物館の建物の裏にある庭園の桜です
この庭園は普段は非公開になっているのですが、桜の時期と、紅葉の時期だけ限定公開されるのです。
国立博物館の庭園だけあって、立派で伝統的な日本庭園が広がっています。
敷地はとても広く、豊かに緑が生い茂り、その中に桜が咲いているのです。
ここには10種類の桜が植えられているので、それぞれの桜を楽しめます。
木々の間の野道を歩いていると、ここが喧騒の桜の時期の上野であることを忘れてしまいそうでした。
庭園の森の中には、京都御所から移築されたという九条館があります。優雅なお花見気分を高めてくれます。
建物も一緒に見学できるのです。
私が訪れたときも人は少なめで、散策気分で野道を歩けたのがとても良かった。
さらには夜になるとライトアップもしています。
写真を撮る人にとってみても、人が少ないのでしっかりと夜桜を取れるのではないのでしょうか。
ちょっとした屋台カフェもあったので、ここで温かい一杯のコーヒーと夜桜なんていうのも良いのでございます。
にぎやかなお花見じゃなくて、ゆっくりと桜を見たい時や、お花見デートには持って来いの空間ですよ。
さて、そんな穴場でお花見が出来る国立博物館の庭園ですが、今年2020年において新型コロナの影響により中止です。
国立博物館自体が2/27(木)から当面の営業を休止していて、当然博物館内にある庭園のお花見も中止となっています。
ちなみに上野公園全体も感染拡大防止のために桜並木なども通行止めとなりました
日本人としてはお花見が出来ないことはだいぶ寂しいものですが、しかたないです。
早く新型コロナ問題が収束となり、お花見が出来たり博物館の再開がされることを心から願います。
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