浅草駅には地下鉄駅と東武線の駅があり、つくばエクスプレス浅草駅もあります。雷門など観光地への行き方や乗換方法、駅構内図を紹介します。
「浅草駅」と呼ばれる駅は複数の駅があります。
①東京メトロ銀座線の浅草駅
②都営浅草線の浅草駅
③東武鉄道の浅草駅
④つくばエクスプレスの浅草駅
一見するとどれも同じ「浅草駅」なのですが、実はこれらは別の駅舎。
観光の際や乗り換えの際には注意が必要なのです。
まずはそれぞれの浅草駅と有名な観光地との位置関係を確認しておきましょう。
浅草観光をする場合、浅草寺と雷門が真ん中にあると考えると分かりやすいです。そして隅田川が東側に流れていてスカイツリーはその対岸です。
浅草駅は雷門の近くにあり、東京メトロ「銀座線」、都営地下鉄「浅草線」、東武鉄道の駅はそれぞれ近くにあり地下通路で移動しやすいです。
つくばエクスプレスの浅草駅だけが浅草寺の西側にあり、これだけが離れているので乗り換えの際などには注意です。
なお、つくばエクスプレスの浅草駅までの距離は約600m。徒歩で10分ほどです。
また銀座線の「田原町駅」も浅草エリアの駅です。周辺にはホテルも多く、観光の際の拠点としてとても捗ります。
浅草エリアには複数の駅があるので、使う路線や目的の観光地に合わせて駅を使うと便利なのです。
例えば浅草寺の雷門だと銀座線や都営浅草線、東武線浅草駅の近くにあります。
一方、スカイツリーがある「押上駅」「とうきょうスカイツリー駅」は少し離れています。徒歩圏内ではありますが、隣駅と考えた方が良いでしょう。
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つづいては、浅草駅構内について確認しましょう。
都営地下鉄、東京メトロ、東武線の3つの浅草駅構内はこのように一見すると地下通路でつながっています。
この構内図だと上側が浅草寺や雷門がある方向で、反対の下側に隅田川が流れています。
注意点としては、東京メトロの駅から都営地下鉄に行くには必ず銀座線①番線のホームから行くことです。
これはどういう事かと言うと、銀座線の改札口で都営浅草線側との通路があるのは①番線ホームに直結している改札口だけ。つまり②番線ホームからだと、階段を昇り降りして反対側にある①番線ホームに行かないと都営浅草線側の改札に行けないのです。 あるいは東武鉄道から都営浅草線側へと直接行きたい場合は、東京メトロの改札を入って、この銀座線1番線ホームを通り抜けないといけないのですし、もちろんその逆からも当然行けません。
こういうややこしさを考えると、慣れてない場合は各路線を乗り換えるには一回地上に出たほうが良いかもしれません。
3駅のとも近い距離にあるので迷いにくいですし、よほど強い雨でもないかぎり地上に出てもそこまで大変ではありません。
東武線:正面口or銀座線直通の8番口
東京メトロ:1番口or3番口
都営地下鉄:A5口
乗り換えの場合はこれらを使うと便利だと思います。
銀座線の3番口を出たところにある神谷バー。日本最初のバーでレトロな雰囲気です。
なお、この東京メトロ銀座線の浅草駅は日本で一番最初に出来た地下鉄駅です。
昭和2年(1927年)開業の銀座線も日本で一番最初の地下鉄
最近はリニューアルが進み明るく新しい駅構内へとなっていますが、少し前までは天井の低さと細い通路、そして仄暗い照明と昭和初期の雰囲気が漂う駅でした。
また、同じく東武鉄道の浅草駅も昭和6年に出来た歴史ある建物です。
アール・デコ調の外観はリニューアルによって開業時の姿を取り戻し、シンボルの大時計と共に昭和の大繁華街だった当時の雰囲気を偲ばせます。
こちらは東京初の商業施設併設型の駅舎であり、百貨店「松屋銀座」が入ってました。
今や色んな駅にある「駅ナカ」のはしりであり、鉄道初期の頃から人の流れを商業的な売上につなげるという観点はそれほど変わらないものだなぁと。
さて、そのような伝統の繁華街浅草エリアに2012年に新しく出来たのが東京スカイツリーです。
世界一高いタワーとともに、商業施設「ソラマチ」や「すみだ水族館」、プラネタリムなどがある東京の一大レジャー施設。
浅草観光の際にはこちらも訪れたい観光スポットなのですが、浅草から行く場合は少し距離があります。
①東武鉄道「スカイツリーライン」
所要時間3分|150円
②都営地下鉄「浅草線」
所要時間4分|180円 ※押上駅下車
③東武バス「スカイツリーシャトル」
所要時間10分|220円
④都営バス
※都08(錦糸町行き)、S-1(錦糸町行き)、上23(平井行き)
所要時間10分|210円
公共交通機関だとこのような行き方があります。
しかし個人的におすすめなのが徒歩です。
20分ほどの距離ですが、東京スカイツリーの姿を見ながら歩いていくとすぐに着きます。
スカイツリーを目印に、下町散歩の気分で歩くと到着した時の気分もより一層盛り上がります。ぜひおすすめの行き方なのです。
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