巨大な繁華街であり、流行の発信地「渋谷」の住みやすさは?
巨大な繁華街であり、若者文化が集まります。
再開発でアップデートしつつあり、街の姿は大きく変わることでしょう。
Web系企業も多いオフィス街の側面もあり、今の文化のメインストリームの街です。
賃貸相場は東京でもトップクラスですが、物件もなかなか多く、職住遊を満たすひとり暮らしにおすすめです。
そんな渋谷の住みやすさを見てみましょう。
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DCブランドであり、渋カジであり、
ギャル系ファッションであり、
ファッションであり、音楽であり、
この街で生まれたものは、
日本中に伝搬するような力を持っているのである。
渋谷が、若者文化の発信地としての、
地位を担うようになったのは、
1973年の、パルコ渋谷店の開店が
きっかけと言われている。
パルコの親である、西武百貨店も含めて、
セゾン文化と言われていた、
カルチャーを発信する文化戦略である。
店舗において、商品を売るだけでなく、
劇場やギャラリーによって文化を伝えたり、
お客さんが、街全体を周遊するような
計画的なまちづくりを行うことによって、
人々が行き交い、その中から計画的、
もしくは、自然発生的に、文化が生み出されたのである。
文化とは、街が入り組み、
人が行き交いすることで発生する。
それを実感させられるのが、まさに、
渋谷という街である。
渋谷とは、その漢字にあるように、
谷という起伏のある場所であり、
各方面から、坂を下ることによって、
一番の谷底である渋谷駅へと到達するという街並みである。
新宿や池袋といった、広い平面に作られた街と違い、
起伏に作られた渋谷は、大きな発展には適さなそうな
土地である。
しかし、まちづくりをした、西武・東急は、
それを逆手にとり、起伏ある土地に、坂や階段を作り、
真っ直ぐでない、入り組んだ小道を作ることによって、
渋谷の街並みは、多様性と面白みがあるものとなった。
他の大きな街のように、
真っ直ぐに延びた道路を中心に、
方眼紙的に作られている街ではなく、
渋谷は、ヨーロッパの旧市街地や、
中近東の迷路のような街並みのようである。
とにかく、歩いてて面白い街並みなのである。
今度は、渋谷という街の位置に注目したい。
鉄道の路線図から見てみると、
JR線と、東急線を結ぶターミナル駅である。
東急線の沿線には、
二子玉川、田園調布、自由が丘など、
比較的所得の高い階層であり、
文化的素養が高そうな街が並んでいる。
また、もう一つ注目したいのは、
渋谷から内側へと伸びる、東京メトロの路線や、
国道246号線である。
渋谷は、山の手線の内側文化である、
六本木や赤坂、青山、広尾などといった、
本当にハイソサエティな階層が
住む地域への玄関口であるのである。
これらに住む住民は、経済的と時間的な
余裕を持っているせいか、
高い情報発信力を持っていて、
このような住民が、接触する渋谷は、
文化的を発信力する街と
なったのかもしれない。
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