旧駅舎が解体され新しい原宿駅構内。表参道や竹下通りへのアクセスに待合せスポット、東京メトロ明治神宮前駅乗換を案内。
古い木造駅舎がトレードマークだった「原宿駅」。
解体前の原宿駅表参道口の旧駅舎。大正13年に造られた都内で最も古い木造駅舎の歴史ある建物でした。
それが2020年に新しい原宿駅にリニューアル。
お馴染みの風景が消えてしまうのは少し寂しい気もしますが、改札口やホームは広くなり使いやすく、表参道や明治神宮へのアクセスも便利になりました。
今回リニューアルしたのは表参道口。
山手線の線路の上部に新しい表参道改札の新駅舎が出来て、東西両方へ出ることが出来るようになりました。
特に明治神宮に直接出れる「西口」が出来たので、大混雑する初詣にも便利になりました。
元々は表参道側になかった改札が、東西どちらにも出られるようにリニューアルしたのです。
なお竹下通りの最寄りとなる竹下口の改札はそのままです。
竹下通りでの買い物を楽しみたい時にはこちらが便利でしょう。
原宿には「山手線」の他に東京メトロの「千代田線」と「副都心線」とが通っていて、乗り換えにも使えます。また、表参道駅まで行けば「半蔵門線」と「銀座線」もあるので、これを使った移動も考えると便利です。
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JR原宿駅があるのは山手線の西側沿線。
山手線だけの停車駅で並走する埼京線や湘南新宿ラインは停まらないので注意が必要です。渋谷や新宿とも近いので、これらの街と行き来もしやすいです。なお、渋谷からは歩いても行ける距離感です。
また、原宿には「明治神宮前<原宿>駅」もあります。
こちらは地下鉄東京メトロの駅で、「千代田線」と「副都心線」が通っています。
この駅は元来「明治神宮前駅」という名称でしたが、原宿の最寄りということから<原宿>が併記されるようになりました。
東京メトロを使う移動の場合にはこちらの駅を使うと良いでしょう。
このJR山手線の「原宿駅」と、東京メトロ「明治神宮前<原宿>駅」はそれぞれ別の駅ですが、隣接しているので乗り換えに使えます。
すぐ隣なので迷うことも無いでしょう。
注意点としては副都心線の乗り換えの場合、明治神宮前<原宿>駅の構造として副都心線ホームはJR原宿駅の反対側にあるので、山手線のホームからだとやや遠いことくらいです。
山手線⇔千代田線:5分
山手線⇔副都心線:7分
山手線と千代田線の乗り換えは近いので便利なのですが、副都心線のホームは表参道との交差点の下に位置していて遠い上に、地下奥深くにあるので乗り換えが大変なのです。
2つの路線を乗り換える時は時間に注意してくださいね。
さて、続いてはJR原宿駅から各方面への行き方です。
まずは、原宿のメインストリート「表参道」から。
表参道があるのは原宿駅の南側。
改札口でいうと「表参道口」となります。
駅周辺は現在再開発中で、旧GAPがあったビルがあり大規模商業施設「ウィズハラジュク」の建築も進んでいます。
表参道は南へ進むとすぐです。
一方、表参道の反対側にあるのが「参宮橋」。
明治神宮や代々木体育館があるのがこちら側です。イベントの時など改札口周辺は多くの人が集中して大変混雑するので、ここで待ち合わせをすると良いでしょう。
若者に人気の竹下通りは駅の北側です。
改札口でいうと「竹下口」があります。
竹下口:竹下通りのすぐ目の前にある改札口。自動改札口と券売機だけがある改札ですが、竹下通りは竹下口の改札を出たすぐ目の前なので迷うことは無いでしょう。
ただ、この周辺はショッピングや食べ歩きをする人々でいつも大混雑しているので、人の多さには注意してくださいね。
さて、このようにJR原宿駅には「表参道口」と「竹下口」とがあります。
原宿は若者に大人気の街ですし、観光では欠かせない駅なので利用客はとても多いです。
しかしJR原宿駅自体は単純な駅構造です。
通っているのは「山手線」だけで、ホームも一つだけです。
ホームからは上への階段と、下への階段があります。
上への階段→表参道口
下への階段→竹下口
これだけを覚えておけば、それぞれの改札口へ行くにも迷うことはないでしょう。
東京メトロへの乗り換えに便利なのは「表参道口」です。ただ「千代田線」への乗り換えは近いのですが、「副都心線」へはやや距離があるので時間がかかります。(リンク:東京メトロへの乗り換え)
なお、JR原宿駅には正月だけに使われる「臨時ホーム」と、皇族専用の「宮廷ホーム」があります。
山手線ホームの向かいにある「臨時ホーム」。大晦日から元日にかけての山手線外回り列車(代々木・新宿方面行き)はこのホームで乗り降りをします。
というのも、原宿駅は明治神宮の最寄りなので正月は初詣客で大混雑し、そんな多くの人々を捌くために臨時ホームが設けられているのです。
また「宮廷ホーム」は皇族や国賓などのお召し列車の発着ために造られたホームで、大正時代や昭和時代には度々使われました。
このような原宿駅ですが、2020年には新しい橋上駅舎の建設も進んでいます。
2020年には新しい原宿駅がオープン予定
大幅に増える乗降客の利便性からは便利なことですが、流行の若者の街「原宿」にありながらも、対照的な古めかしい駅舎は原宿の風景としてとても際立っていました。
古い駅舎がどうなるかについては興味深く見ていたいと思います。
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