原宿駅の裏にある明治神宮。庭園にある清正の井戸がパワースポットとして人気で、待ち受けにしてお守りにすると運気が上がるそうです。
明治神宮はJR原宿駅のすぐ裏です。
原宿といえば表参道側はいつも賑わっている街ではありますが、その反対側の明治神宮は、静寂で厳かな森が広がる空間。
原宿駅の改札を出て、線路を渡るとすぐに明治神宮です。
大きな鳥居をくぐると、玉砂利の参道が続いています。
そんな明治神宮には訪れたい場所が2つあります。
一つは、もちろん明治神宮の本殿です。
やはりお参りはしたいですし、お守りは東京観光の良いお土産になるでしょう。
そしてもう一つが、神宮御苑にある清正の井戸。
神宮御苑は、明治神宮の南側に広がる庭園なのですが、そこにあるのがこの井戸です。
戦国大名「加藤清正」によって掘られたとされる清正井。都内でも珍しい湧水が湧き出る井戸なのですが、ここが明治神宮のパワースポットとして有名なのです。
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さて、そんなパワースポットの運気にあやかりたいと思い、私も清正の井戸に行ってみることにしました。
まずは清正の井戸がある神宮御苑に向かいましょう。
明治神宮本殿の南側、本殿への参道の途中に入り口である御苑北門があります。門をくぐって早速御苑に入ろうとしたのですが、ここのエリアすぐに入れるわけではありません。
テレビでパワースポットとして放映されたこともあり、とても人気が高く入場制限をやっているのです。
この門のところで整理券が配られているのですが、そこに指定の時間が書かれていて、その時間に合わせて入場する必要があります。
この日は日曜日の朝一に行ったところ、指定された時間が午前10時でした。しかし10時になって再び来てみると、整理券を貰うにも行列が出来ていて、しばらく並びそうな混雑具合。休日など混みそうな時は、朝一に行くことをオススメします。
しかし、この行列も今や昔。パワースポットブームも下火になったのか、現在の清正の井戸はそこまで混雑してなく、整理券も配っていません。パワースポット人気というのも一時的なものでしたね。
パワースポットとは関係なくても、ここ神宮御苑は気持ちの良い庭園です。
池を中心に、その周りを巡って楽しむことが出来る回遊式庭園であり、ここ明治神宮に祀られている明治天皇自らが愛したという由緒正しき庭園なのです。
庭園の中にある隔雲亭という建物ではこの日もお茶会の催しがあり、着物を着たご婦人方が集まっておりました。
また、池の畔には菖蒲園があります。
残念ながらシーズンでは無かったのですが、6月の菖蒲の最盛期の頃には力強く紫色の花を咲かすことでしょう。このように神宮御苑では、その季節ごとの美しい姿を見ることが出来るのです。
入場料としては500円かかるのですが、都心部とは思えない緑に囲まれリフレッシュできます。ぜひ明治神宮を訪れた際にはおすすめです。
さて、ブームは過ぎ去ってしまっと言っても、せっかくですからパワースポット「清正の井戸」にも行ってみましょう。
清正井は神宮御苑の奥にあり、散策を楽しみながら行きましょう。
加藤清正は築城の名人とも言われていますから、井戸を掘ることも得意だったのでしょう。
この明治神宮は元々、江戸時代においては肥後藩加藤家の大名屋敷でした。清正は武勇でも知られた武将でもあり、その力強いイメージからここもパワースポットとして呼ばれるようになったのでしょう。
しかもこの井戸の写真を携帯電話の壁紙にするとお守りになるという謎設定まであったりして、パワースポットブームの時には多くの人がここに並んだのでした。
今や携帯電話と言えばスマートフォンの時代なわけですが、それの壁紙にしても効果はあるのでしょうか。気になるところでざいます。
しかし、清廉な水がこんこんと湧き続けているのは事実であり、眺めていると清らかな気持ちになれたのでした。
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