原宿にある参拝者数日本一の「明治神宮」は東京観光で必ず行きたい場所。行き方や散歩ルートの歩き方を紹介します。
新型コロナ対策のために2021年初詣は例年の大みそかから元旦への終日開門を中止し、大みそかは16時に閉門します。なお元日は6:00~18:30頃が開門時間と大幅短縮するとのことです。
明治神宮へは3つの駅からの参拝ルートがあります。
①JR原宿駅からのルート
②JR代々木駅からのルート
③小田急参宮橋駅からのルート
これらが最寄り駅になるのですが、いずれにしても明治神宮の敷地は広大です。
どのルートでも駅から門に着いた後、本殿までは玉砂利の参道を歩きながら所要時間は15分から20分くらいかかります。
参拝をするなら最低でも1時間くらいは見積もっておいた方が良いでしょう。
「原宿」から向かう→徒歩11分
「代々木」から向かう→徒歩15分
「参宮橋」から向かう→徒歩11分
特に初詣の時は大混雑します。
普段ならば難なく本殿まで行けるのですが、初詣では参拝まで3時間以上かかることも、、
なにしろ日本で一番参拝者数が多い神社で、初詣には300万人以上の人々が訪れるのです。
また明治神宮には開門時間がありますので、これらのことを考えて参拝する時間を決めましょう。
日の出に開門し、日の入りに閉門
明治神宮の開門時間は季節によって異なり、「日の出に開門し、日の入りに閉門」します。太陽が出ている時間に参拝出来ると考え、観光や散歩をするなら早め時間を予定する方が良いかもしれません。
なお初詣の時は大晦日から元日にかけてはずっと開門しています。早朝(午前8時前)や閉門前(午後17時以降)は比較的空いているので、混雑を避けるならこれらの時間が良いでしょう。
日にち | 開門時間〜閉門時間 |
---|---|
大晦日 | 6:40~0:00 |
元日 | 0:00~19:00頃 |
2日 | 6:40~18:30頃 |
3日 | 6:40~18:30頃 |
4日 | 6:40~18:00頃 |
(注)今年の年末年始の時間は例年と異なります
日にち | 開門時間〜閉門時間 |
---|---|
大晦日 | 6:40~16:00 |
元日 | 6:30~18:30頃 |
2日 | 6:40~18:30頃 |
3日 | 6:40~18:30頃 |
4日 | 6:40~17:30頃 |
5日以降 | 6:40~16:20 |
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明治神宮への最もメジャーなのが原宿からのルートです。
原宿には「原宿駅」と「明治神宮前駅」があります。
JRの駅で山手線が通ってます。「表参道口」が明治神宮の最寄りの改札口、正月には臨時ホームも開放されます。
地下鉄東京メトロの駅で千代田線と副都心線が通ります。明治神宮へは「2番出口」が最寄りです。
いずれの駅からも、目の前にある参宮橋を渡ればすぐに明治神宮の境内です。
このルートは表参道から明治神宮へと向かう基本ルートとなるので、初めて参拝する際や原宿観光をする際にもオススメです。
明治神宮の西側にある小田急線の駅です。西参道を使って本殿に向かっていきます。
距離的にも近い上に、明治神宮側に比較すると人は少なめ(それでも混雑しますが、、)なので、こちらからも行けることを知っておくと良いでしょう。
それではJR原宿駅から明治神宮の本殿へと歩いてみます。
入り口にある鳥居は外国人観光客のフォトジェニックな撮影ポイントであり、多くの自撮り棒が伸びています。
参道には玉砂利が敷き詰められているのですが、この玉砂利も外国人の観光客にとっては珍しいらしい。
調べてみたところ、玉砂利にはお清めやお祓いの意味があるらしく、この参道もやはりきれいに清掃されておりました。
神聖感がより一層高まります。
途中に流れる小川にかかる橋を渡りつつ、大鳥居をくぐると間もなく本殿です。
明治神宮に来たからならやはり参拝はしておきたいもの。
御存知の通り、明治神宮は明治天皇とその皇后を祀った神社であり、そこかしこに菊の御紋が隠れている皇室とも関係が深い神社です。
詠まれた和歌が色んな所に書かれているのですが、おみくじも通常のように吉凶が書いているものでなく、二人の御歌となっているのです。
この日もやはり多くの人が参拝に訪れていました。
明治神宮が創建されたのは大正9年。明治維新によってつくられた近代日本の最初の国家元首であり象徴であった明治天皇を祀りたいとの東京市民の声によって造られたとされています。
時代は変われど、広大な境内はまさに東京の象徴的な神社であり、初詣に観光にと世界中から多くの人が訪れているのです。
パワースポット巡りにおいても明治神宮は人気の場所であり、神宮御苑にある清正井も行列が絶えないのです。
さて、参拝を終えたらもっと奥まで進みましょう。
大鳥居の先にある北参道をまっすぐに進んでいくと、代々木駅まで歩いていけます。
ちなみに代々木の地名は、「代々(大きな)木(があった)」という意味から来ているらしいのですが、たしかに今の代々木の森も巨木が鬱蒼としています。
しかしこの森。明治神宮のために人工的に造られたもの。
元々は荒地だったこの地に、当時の一流の学者や造園家によって将来的に自然林となるように計画的な森なのです。
今では森林としての生態系が成立していて、言わば究極のビオトープ。
多くの人は参拝を終えたら原宿駅へと折り返すので、人も疎らになって自然を楽しみながら歩けます。
明治神宮の森を抜けた北側の芝生が広がる原っぱも気持ちが良い空間。
場所としては宝物館の前あたりなのですが、深い森を抜けた爽快感がここにはあります。
新宿の超高層ビルが空にそびえ立つ風景は、まるで摩天楼を望むセントラルパーク。
なだらかな丘に小路が周り、木陰で横になるととても気持ち良い場所なのです。
都会の風景と深い緑の癒しの両方がある明治神宮は、まさに都会のオアシスです。参拝した際には、ぜひ散歩してみるのをおすすめします。
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