今更になってなんだけど、とうとう行ってきました。
蔦屋書店代官山店。
TSUTAYAじゃなくて蔦屋なんですね。
場所の感想としては、とにかく気持ちが良くて、居心地が良い場所。なんというか、現在のネット文化を支えるような高等遊民向けにバシッと刺さるようにいかにもな造りなんですが、とにかく気持ちのよい場所であることには変わりません。
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蔦屋書店は、代官山の旧山手通り、カフェ・ミケランジェロの前という、the代官山と言えるような場所に位置してます。
公共交通機関を使って徒歩やバスを使って気持ちのよい旧山手通りを歩いていくのもありだと思うし、車を使ってサーッといくのもありな感じです。
この蔦屋書店は、広い敷地の中に建つ3棟の建物から成っています。さらに蔦屋で本や音楽、映像を買ったり借りたりをするだけではなく、旅行カウンターやラウンジ、さらには飲食店や雑貨などの専門店もあったりして、多くの時間を消費できます。
東京に居ることを忘れさせてくれる、ゆったりとした空間。
ここのコンセプトは森の中の図書館。
ターゲットはプレミアムエイジという団塊世代で可処分所得が高くて人生の楽しみ方を知っている層。その層に対して物というよりも時間を消費させるような空間です。
もうネット界隈では知っている人も多いだろうけど、この蔦屋書店は本を買わなくても店内に併設されているスターバックスーでコーヒーを一杯買えば、本を読むことが出来るし、音楽も聴くことも出来るんです。
これは本当に素晴らしくて、本とかを買う必要がなくても毎日行きたくなる雰囲気なんですよ。ちなみに僕はプレミアムエイジとは程遠いけれどもそれでも行きたくなるし、コンセプトの一つにはプレミアムエイジだけでなくそれに惹かれる層とのコミュニティの醸成もあったりするようです。
イベントも多くやっております。
イベント | 代官山DAIKANYAMA T-SITE
毎日イベントが開かれている
蔦屋書店を運営する株式会社CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)はTSUTAYAを運営している会社ではなくて、新しいものを企画する会社であるとされております
このCCCが今の日本ないしは世界の状況からのコンセプトショップとして生み出したのが蔦屋書店です。ということは、こういうお店の建て方が次世代のヒントなのかもしれない。
東京ではないけれども、CCCの行う武雄市での図書館運営も同じ流れの中にあるんだろうし、こういったモノではなくコトや時間を売るような書店が増えつつあるのも同じようなものなんでしょうね。
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