東京3大繁華街のひとつ「池袋」。にぎやかな街に大きなデパートは魅力的ですが住むならば治安や賃貸相場は?住みやすさの理由をまとめました。
池袋は何といっても巨大な繁華街の街です。
「新宿」「渋谷」と並ぶ繁華街(および歓楽街)が広がり、東京の中でも最も人が集まってくる街のひとつなのです。池袋駅の1日の利用人数は262万人にも達します。
巨大な池袋駅は西武と東武との2大私鉄のターミナルでもあり、同時に巨大なデパートやファッションビルも抱えています。
西武百貨店、東武百貨店、パルコ、ルミネと若者から年配の方まで広く満足出来るラインナップであり、平日休日問わず買い物を楽しめるというのは大きな魅力でしょう。
同時に都内随一のレジャーの街でもあります。
ランドマークでもある「サンシャイン60」は展望台と共に、水族館、プラネタリウム、ナンジャタウンにJ-WORLD TOKYOと盛り沢山。
あるいは池袋のメインストリート「サンシャイン60通り」には都心部では珍しい「ラウンドワン」や複数の映画館がありますし、近くにあるアニメイト本店や乙女ロードはアニメ好き女子の聖地と知られています。
行政区でもある豊島区も「アニメとマンガの街」として力を入れていますし、パルコにはニコ動本社もあります。
いずれにせよ、池袋は大繁華街でありつつもアニメカルチャーの要素も強く持つ。そんな雰囲気の街なのです。
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池袋は東京23区の北「豊島区」に位置しています。
西武線・東武線とともにJR埼京線・湘南新宿ラインや東京メトロ有楽町線が埼玉県とを結んでいるため、池袋は埼玉県民率が以上に高いとも言われています。
都心部との交通利便性でいうとJR山手線はもちろんのこと、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線とが都内の主要街とを結んでいます。
言うならば、池袋駅は埼玉と東京都心部とを結ぶターミナル駅であり、鉄道交通の要衝の駅なのです。
一方で、その埼玉県との近さのせいか何となく"ダサさ"をイメージする人も多いかもしれません。
しかしながら、あのマツコ・デラックス氏も言っています。
マツコがもっとも共感したのが、3位の池袋。3位が池袋と発表されるとマツコは「えー!!!池袋が3位!!?いったい何が起きたの?」と絶叫しながら驚いた。
さらに「これはちょっと泣きそう。ちょっと嬉しい」「正直ここの中で一番住みたいの池袋だもん」と興奮気味に話した。
たしかに、吉祥寺や恵比寿といった街に比べてみたら池袋には"ダサさ"があるのかもしれません。渋谷のようにお洒落過ぎる人々が歩いているわけではないし、新宿のように誰もがイメージ出来る街ではありません。
しかし「住む」という観点で見てみると肩肘を張らなくても生活が出来る街であり、最近では重視されている「実質的な住みやすさ」がとても高い街なのです。
正直なかなか手が出にくい新宿や渋谷の賃貸相場ですが、それらに比較してみると池袋なら住みやすそうです。
あるいは実際に住む場所としても、大繁華街は商業地が広範囲に広がっていることから住宅が駅までだいぶ遠くなりがちですが、池袋は住宅エリアが駅から距離的に近いという点も住みやすい点でしょう。
一方で、池袋駅西口の北側方面は都内随一の歓楽街エリアでもあります。
多くの風俗店やホテル街もあるなど雰囲気はあまり良くなく、特に女性の方やはじめて上京して一人暮らしをするような方にとっては治安面での懸念が高いかもしれません。
こちらの記事に歓楽街エリアの位置や注意点をまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
池袋に住むという点でいうと、池袋駅ではなく近隣の駅を利用するという視点が欠かせません。
というのも池袋の街の規模はとても大きく、日常的には隣の駅を利用した方が距離的に近く便利だからです。
特に最近はサンシャイン周辺の東池袋地域や、池袋駅西側などに高層マンションの建設が相次いだことで池袋の住宅が増加しています。
高層マンションが多いサンシャイン周辺だと、最寄駅は有楽町線の「東池袋駅」となります。
実際、池袋駅はあまりにも巨大で人で混雑しているため、毎日使うとなると疲れそうだし、家賃相場でも隣の駅になるとだいぶ安くなります。
立教大学の近くだと有楽町線・副都心線の「要町駅」が最寄駅になります。
他にも山手線の「大塚駅」、東武東上線の「北池袋駅」、西武池袋線の「椎名町駅」も池袋の近隣駅であり、賃貸相場としても住みやすい街であると思います。
住み心地が良い街として人気が高まっている「池袋」。
ぜひこの周辺で家探しをしてみてくださいね。
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