都内有数の歓楽街「池袋」。特に北口の中華街や西口側が危険な街と言われますが、本当に危ない場所なのでしょうか?池袋の治安について紹介します。
池袋は、新宿の歌舞伎町や渋谷のセンター街と並ぶ繁華街です。
昼も夜も賑わい、多くの人々がこの街で遊んだりお酒を呑んだりして楽しんでいます。
同時に多くのトラブルや事件が起こる街でもあります。はたして池袋は危険な街なのか?危ない場所はどこなのか?池袋の治安について見てみましょう。
まずは池袋の繁華街および歓楽街の場所についてです。
池袋は全体的に商業地が広がっています。
その中で特に繁華街の場所としては、
・池袋駅東口のサンシャイン60通りを中心としたエリア
・池袋駅西口のロサ会館を中心としたエリア
です。これらのエリアは、居酒屋や飲食店、カラオケやゲームセンターなどが集中していてとても賑やかな場所です。
一方、池袋の歓楽街は、
・池袋駅の北エリア。特に西口側
・その他の一部地域
です。このエリアにはキャバクラや風俗店、あるいはラブホテルなどが多くあります。
繁華街や歓楽街は、人が多く集まってくるためにトラブルが多く事件数も多い傾向があり、またアダルトな雰囲気もあるので注意してください。
基本的に、
池袋は北側ほど歓楽街の要素が濃い
と考えると良いでしょう。
それでは、これらの繁華街と歓楽街の治安について詳しく見てみます。
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同じ池袋の繁華街でも、東口側と西口側では雰囲気が異なります。
例えば東口側のサンシャイン60通り
ユニクロや東急ハンズなどの店舗が多い通りで、中高生が多く通るような道です。日中から賑わっています。
一方で西口側のロザ会館の周辺。
こちらは居酒屋が中心の繁華街です。キャバクラやガールズバーなども多いエリアで、言うならば夜の繁華街です。
朝や日中は閑散とした雰囲気だけれども、夜になってくると人が集まり始め、さらに居酒屋の呼込みや、黒服も目立ってきます。夜になると輝く街なのです。
このように、
池袋は、東口よりも西口の方が治安の悪い
傾向があります。
では、そんな池袋西口側の治安で気になることをまとめてみました。
池袋西口で最もにぎわうせいか、西一番街と呼ばれています。
居酒屋と飲食店で溢れ、カラオケ屋やゲームセンターなどが中心の繁華街です。夜になると呼込みや黒服のお兄さんが多く居て喧騒の雰囲気です。
池袋のチャイナタウンと呼ばれる一帯であり、中国人やアジア系の人達が多い地域です。
池袋の危険地帯とも言われますが、実際、たしかに中華系のお店が多いのですがコンビニや携帯電話ショップもあるような普通の街並みです。
ただ、某広域暴力団の本部事務所があったり、アダルトなお店も多いなど雰囲気は良くはありません。
それに文化の違いもあるかも、、。
歩いていて即危険な目に合うような場所ではないですが、歓楽街の傾向はとても強い街です。
西口の繁華街・歓楽街全体的に言えることなのですが、メインストリートを歩くには問題無いのですが、裏道や周辺に行くと風俗店・ソープランドが多くある場所です。そして夜になると呼び込みのキャッチや黒服の人達がとても多くいます。
歌舞伎町ほどの奥深さは無いのですが、最近ではぼったくりバーの被害もあるなど危険は潜んでいます。
注意をもって歩く位がちょうど良いでしょう。
池袋の西側繁華街の北を通る「トキワ通り」を超えると人通りは少なくなります。喧騒な雰囲気は無くなり、静かな街並みとなります。
この辺りからラブホテルが点在する地域であり、特にJRと東武線の線路に面した一帯は、ホテルが密集する都内有数のラブホテル街です。
雰囲気はアダルトですが、人通りも少ないためか統計的にも路上犯罪は少なく、パトカーもよく巡回しています。
さて、この池袋のラブホテル街エリアなのですが、近年、一般旅行者やビジネスホテル向けのホテルが増加しております。
元々のラブホテル街に、普通のビジネスホテルが多くなってきた感じです。
もちろんラブホテル街だからといって危険なわけではないのですが、やはり雰囲気はあまり良くないもの。
これらビジネスホテルを利用する際には、あまり裏道に入り込まず表通りを進んだ方が良いでしょう。
さて、ネット上で囁かれる「池袋は危険な街である」問題があります。
その原因の一つとして、この作品の影響は大きいんじゃないかと思います。
確かに昔の池袋は、埼玉方面からのカラーギャングが流れ込んできたせいか、治安が悪い街であり、イメージ的にも危ない街でした。
しかし、もうこの作品は15年以上前のひと昔です。
すっかり街の雰囲気も、社会的な状況も変わり、このような暴力的な危険というのはほぼ無いんだろうなぁと思います。
背景としては、防犯カメラが街中にあり路上犯罪しにくくなったと共に、それこそ時代の空気というのもあるんじゃないかと感じております。東京の犯罪数も10年前に比べると激減してますが、そこには少年犯罪が低下が大きいのではと。
池袋ウエストゲートパークの舞台であるこの池袋西口公園も危険な場所ではなく、イベントや学生さんがダンスの練習をするような安全な公園なのです。
一方で、この頃の池袋で気になるのが、ニュースでも度々問題となるJKビジネス問題です。
JKリフレや、JKお散歩といったJK(女子高生)によるサービスであり、これが援助交際などの温床となりうる事から問題視されています。
ここ池袋は、秋葉原と並ぶJKビジネス多発地帯であり、特にサンシャイン60通りの裏道なんかは、よく制服を着た女の子がビラを配っているのを見かけます。
ここは危険な場所という訳ではないのですが、警察による取り締まりも進む問題のある業態であり、男性は浮かれて付いていかない方が吉でしょう。
同じ繁華街の治安も、時代の流れで移り変わっていきますね。
さて、つづいては池袋駅東口側を見てみましょう。
こちら側は西口に比較すると、雰囲気としては健全な街です。
池袋は若者が多い街として有名であり、メインストリートであるサンシャイン60通りは常に賑わい、またアニメイトを中心に二次元好きの女の子が多く集まるような街並みです。歓楽街的な要素も、北側の一部と、裏道の一画など、ほんとうに少しだけです。
一方で、気をつけるべきこととしては、強引な勧誘や、スカウト的なもの。あるいは、善意につけ込んだ募金詐欺のようなものあります。
これを言うと池袋の治安というよりも、東京で若い人が騙されないための防護策みたいですが、池袋は若い人が多いので、必然的にそのような被害が多いのです。
どのようなものがあるかと言うと、
・若い女性に対するスカウト。アダルトな方向だったりします。
・手相を勉強中だから見せて欲しい。その内仲間を呼ばれます。
・片語の外国人が、災害支援のためと絵葉書を売ってくる
・災害募金を謳って、名簿への署名と寄付を頼んでくる。
などなどがあります。
これらの事案は、池袋駅前からグリーン大通りの交差点から、サンシャイン60通りにかけてよく見かけます。
声をかけられても、無視するとか、きっぱりと断ることが大切です。
気を付けて下さいね。
このように、池袋は治安が悪い繁華街と言われつつも、実際のところは自分で気を付けて被害を防止する事の方が大切だったりします。
個人的な印象としても、池袋には繁華街・歓楽街ならではの雰囲気はありつつも、危ない目には遭ったこともなく、普通に過ごす分には危険な印象はありません。
一方で、池袋に住むという視点で考えると、街の南側を中心に、歓楽街や繁華街とは距離のある場所を選ぶことをおすすめします。
治安の悪さというよりも、賑やか過ぎる雰囲気の繁華街だとやはり疲れてしまうかなと。
南側は、立教大学などの文化施設や、雑司が谷の商店街などもあり、静かな雰囲気の中で生活することが出来ます。それにその先には目白の高級住宅街もあります。
巨大な繁華街で遊ぶことは、東京ならではの魅力です。
よっぽどじゃない限り危険な目に会うこともありませんので、気をつけるべき事だけ注意をして、ぜひ楽しんでくださいね。
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