蕨駅周辺には安いスーパーがたくさんあります。そして商店街は昭和の雰囲気が残り、蕨名店街商栄会なんてすごい雰囲気です。
蕨駅は物価が安いことで有名です。
駅周辺を歩いてみると安めの価格を掲げるお店や、安い系のスーパーマーケットが多くあります。
と同時に、街並みがノスタルジックな雰囲気です。
部分的には再開発が行われているものの、基本的には昭和の雰囲気を色濃く残す通りが多く、懐かしい感じするのです。
庶民的な生活が行いやすい街なのです。
日常の買い物をするには本当に便利で、多くのスーパーマーケットがあります。
まずは、蕨駅周辺のスーパーマーケットをざっと挙げてみます。
これだけのスーパーが駅周辺のわずか1kmほどの間にあるのです。
まさにスーパーマーケット激戦区であり、日本一小さい蕨市なのに圧倒的な充実度。大手スーパーから地元のスーパーまでもが蕨住民の安さニーズを争ってしのぎを削っているのです。
その中で駅に近く、最も大型のスーパーであるのが7&iの低価格型店舗である「The Price蕨店」。
やはり価格面での訴求が大切らしく、ヨーカ堂じゃなくてThe Priceなのですね。
(※2016年10月2日をもって閉鎖しました。近隣の西川口にThe Price、蕨錦町にはイトーヨーカ堂といった系列店がある上に、やはり競争が厳しかったからなのか)
他にも東口の駅前には東武ストアがあり。
東京の北側から埼玉に多く分布しているコモディイイダが店舗を構えています。
コモディイイダは少し住宅地に入ったところにあります。
これだけスーパーが多いと各店間での価格競争も激しくなることでしょうし、やはり蕨は安さを求める庶民の味方のようです。
東口の駅周辺は蕨でも最も活気がある通りであり「東口一番街」と呼ばれています。
チェーン店系の飲食店や、銀行や書店や携帯ショップなどの専門店も多く並ぶのですが、やはり蕨といったら安さあふれるお店が多い。
蕨はワラビスタンとも呼ばれるように外国人が多く住んでいるのですが、その背景にはこのように安いお店が多くて住みやすいということなのかもしれませんね。
蕨だからワラビーなんですね。
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一方の蕨駅の西口側です。
こちら側は東側より静かな雰囲気。
江戸時代の頃に中山道の宿場町として栄えた蕨宿があったのがこちら西口側であり、歴史的にも伝統があります。
そのせいか古くから続いてるようなお店があったりするのが特徴的。
蕨宿のことを伝える蕨市立歴史民俗資料館や、蕨城のあったとされる和楽備神社もあるので歴史に興味があると興味深いじゃないかなと思います。
さて、そんな蕨駅の西口側ですがスーパーはやはり充実しております。
西友蕨店。
マルエツ
地元のスーパーも。
さらには芝園団地内にもお店は多いし、17号線沿いのイトーヨーカ堂錦町店と生活をするにも便利な街です。
しかしやはり蕨と言えば
というのは忘れてはいけません。
例えば、昔ながらのアーチが架かるぶぎん通り商店会。
ちなみに「ぶぎん」とは埼玉県の地方銀行である武蔵野銀行のことです。その蕨支店があるから「ぶぎん通り」なのですね。看板の上にちょこんと載っている「$」マークが特徴的。
スターバックスではなくて、昔からあるような喫茶店。
かなり年季の入った看板。
こういう小路にも趣深さを感じる。
パブとかキャバクラとかの入った場末感のあるビル。
やはり地域的なものなのか、フィリピンパブとかが多いですね。
このようなものが存在しているとは。
橋の下。天井がすごく低い。
小屋。
駅前にある公衆便所。
まるで昭和時代にタイムスリップしたかのような通りが駅の周辺には多くありました。
昔の東京周辺にはこんな雰囲気の街がたくさんあったんだろうなぁ。
その中でも特にノスタルジックを感じたのが蕨名店街商栄会です。
ビルの一階部分というか、ビルとビルの間というか、その狭い空間を活かしてお店が並ぶ呑み屋街です。
並ぶお店は、スナックや赤提灯がぶら下がる居酒屋とかの類。
現代の新しくきれいに整頓された街並みではなくて、もっと猥雑でごちゃごちゃっとした裏通りの雰囲気です。
とはいえ蕨でも再開発とは無縁ではなくて、駅の南側には高層マンションのシティタワー蕨と文化ホールくるるや保育園などの公共施設が併設された再開発地区もあります。
再開発とノスタルジックな通り。
押し寄せる時代の波と、取り残された昭和。そのような風景が今でも残っている蕨の街並みでした。
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