西船橋という街は不思議な街です。
いや、これが千葉のスタンダードなのかもしれませんが。
街の規模はそれほど大きくないのです。
千葉県では、トップレベルの乗降車数を誇る
西船橋駅であるのに。
西船橋駅ナカは新しいのに、街の雰囲気は昭和そのままです。
飲み屋と風俗店がポツポツあるのに、
学習塾もポツポツあったりするのです。
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なんか懐かしげな風景です。
お店とかのラインナップは普通だし、駅も新しいのに、
なんかノスタルジックさを感じるのはなんでだろうと考えたの
ですが、やっぱこのビルの影響ですかね。
西船駅前プラザ。
結構年季の入ったビルですが、窓のフォームが独特で、
イスラムチックな細長い形ながらも、
それぞれ各階のテナントの光が漏れてきていて、
それがこの建物を特徴づけています。
たぶん、昭和の中頃に建てられたようなフォームは、
この西船橋の雰囲気を決定付けているような気がしました。
そして、ロータリから街を眺めると、こんな灯りが。
フィリピンとかロシアのキャバレーって、
いつの時代何だろう?
そして、キャバレーの看板とかぶってあるのは、
早稲田予備校の文字。
これらが西船橋の特徴ですね。
では、商店街の方へ。
商店街というか、駅前からの通りの両側に、
アーケードがあって、そこにお店が並んでいます。
1959年創業だという、花見煎餅。ノスタルジック。
そして、大衆酒場のまる福。
ホルモン酒場のフナバシ屋。
昭和の雰囲気をそのままのような酒場がたくさんあるのです。
表通りから酒場がある風景は、昔からですかね。
そして、そんな表通りにも風俗店が表れるのが、千葉ちっく。
そして、先ほどのキャバレー看板のビルはこんな感じです。
たぶん、西船橋でもっとも記憶に残るのがこの看板なのではないのでしょうか。
こんな通りですが、横断歩道には、中学受験で有名な
進学塾の旗を持った先生が、子供たちを誘導しているのです。
子供たちが安全に渡れるように。
この西船橋には、SAPIX、日能研、早稲田予備校
といった有名所を中心に、数多くの進学塾があるのです。
なんか、風俗系のお店と、学習塾や予備校とか
ものすごく対照的な組合せですよね。
片や、現在の時間とお金を一時の快楽に注ぎ、
もう片や、将来の時間とお金のために、現在の時間とお金を注ぐ。
もしかしたら、学習塾に通っていた子供が大人になって
風俗店に通っているのかもしれませんが、、。
でも、どちらの業種にせよ、人が人にサービスを施すというのは、
同じような形態であり、そう考えると立地的に似たような街になるのかもしれません。
特にこの西船橋だと、総武線と武蔵野線が交わっていることが
大きいのかもしれません。
そんな対照的な風景を見れるのが西船橋なのです。
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