受験のご利益もあるとされる亀戸天神。亀戸を散歩しながらお参りしてきました。
天神様は受験の神様です。
学問の神とも呼ばれた平安時代の貴族、菅原道真公を祀った神社だからです。
最も有名な天神様は、道真の墓所でもある九州の太宰府天満宮ですが、東京にはそれに似ている神社がある。
それが亀戸にある亀戸天神です。
ちょっと2つの神社の地図を見てみましょう。
まずは、本家本元。九州にある太宰府天満宮。
奥に本殿があるけど、手前に池があって橋を渡っていく形です。
つづいて、亀戸天満宮。
こちらも、同じように参拝するには橋を渡っていく形。
亀戸天神は地形と建物の配置が太宰府天満宮に似ていて、池や橋の形がそっくりなのです。
だから亀戸天神は東宰府天満宮とも呼ばるのです。
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亀戸天神へはJR亀戸駅を降りて、北側に20分ほどです。
神社へつづく商店街は「天神通り商店街」となっていて、お店が並んでいる。
亀戸。だからなのか亀にフューチャーした商品がいろいろと。
べっ甲飴は、亀の甲羅からなのでしょう。
そもそも「亀戸」の地名の由来とは、「亀島」と呼ばれた亀に似ている小島があったからと言われています。この辺りは昔は低湿地帯であり、東京湾の一部でした。だから水に関わる地名が多いのです。
そんなことを考えながら、亀戸天神の参道を進みます。
大きな鳥居をくぐる。
太鼓橋を渡る。
この橋も、太宰府天満宮に由来しています。
太鼓橋を渡った先に、亀戸天神の本殿があります。
そして、後ろにそびえ立つスカイツリー。
参拝をしました。
学問のご利益がある亀戸天神。とにかく絵馬がたくさんあって、神様に受験の合否を託します。
目指すべきは、絶対合格。
とは言え、受験をはるか昔に終えてしまった人でも大丈夫です。
注)「広く学問を志す方々」
なんたって、生涯学習の時代ですから年齢は関係ないのです。
そして、手水舎の吐水口は亀でした。
もちろん「亀戸」に由来しているのでしょうが、亀のように歩みは遅くても、一歩一歩確実に進めば合格も見えてくる。そんなことを言ってくれてるようでした。
学問の神様、菅原道真公ともゆかりが深い亀戸天神は、まさに受験の神様であると言え、ここでお参りすると合格に一歩近づくことが出来るかもしれないですね。
さて、亀戸天神でのお参りの後に食べたいのが「亀戸餃子」。
ただ餃子を食べるためだけの餃子の専門店として有名です。
お店は亀戸天神からの帰り道。亀戸駅北側の裏道にありました。
メニューには、ただ飲み物だけが書いてあります。
なぜなら、ここの食べ物メニューは餃子だけだからです。
代わりに、餃子の皿数と値段の対応表が貼ってあります。
そう、このお店では、ひたすら餃子を食べることだけに集中できるのです。
カウンターから覗ける広い鉄板では、一面の餃子がジュージューと焼かれているので、注文するとあっという間に運んで来てくれます。
少し小ぶりのシンプルな餃子は、まさに正統派の味でした。
とにかく何個でも食べられそうな亀戸餃子。
ただウーロンだけをコップに注ぐこと以外は、ひたすら餃子を食べ続けました。
餃子といえば白米も欲しいところだけど、たまには餃子だけをたらふく食べるのも悪くないんじゃないかなと思います。
散歩の後の小腹の減りにも丁度良い亀戸餃子。亀戸に来た際にはぜひおすすめです。
JR亀戸駅の北側にあります。亀戸天神は歩いて15分くらい、亀戸餃子は駅に近い繁華街です。「亀戸水神」と間違わないように注意です。
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