丸の内のお洒落な雰囲気に、皇居の広々空間の東京駅周辺。新幹線の時間つぶし観光にもおすすめです。
東京駅周辺は散策したくなるエリアです。
赤レンガの東京駅を中心におすすめのコースがたくさんがあるのです。
東京駅から皇居へと真っ直ぐに延びる「行幸通り」。
日本でもトップクラスのオフィス街ともされる丸の内。
そして、東京駅自身も歴史ある荘厳で伝統の建物。
東京の中心地とも言えるこの場所は、まさにここならではの散歩コースだらけなのです。
基本的に広々としていて気持ち良い空間なので、デートに観光。新幹線をちょっと待つ時間にでも散策してみてはどうでしょう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
まず東京駅周辺を散歩するなら丸の内側に出ましょう。
東京駅の西側です。新幹線乗り場がある八重洲口とは逆側になってしまいますが、東京駅の表玄関であり、東京に来たからには一回は見ておきたい風景です。
夜になると美しいライトアップが施され、赤いレンガ造りの荘厳な駅舎が浮び上がります。近年の改装によって丸の内駅舎は開業当時の姿となっていて、まさに大正時代の空気感を今に伝えているのです。
さて、丸の内口を出た周辺がオフィス街「丸の内」です。
真ん中には東京駅と皇居とを結ぶ行幸通りが通っています。
幅が74メートルもある広く真っ直ぐとした直線道路で、東京駅の表玄関にふさわしい道路です。ここはちょっと特別な通りで「行幸通り」の名のとおり、天皇陛下が行幸するために東京駅に向かう際、あるいは外国大使が皇居に信任状捧呈の際に使われるのです。
普段は遊歩道として開放されていて散歩することが出来るのですが、何しろ広々として威厳が感じられます。ここから東京駅正面を眺めると本当に素晴らしいです。
また、反対側を向けば皇居の正面に出ます。
皇居の一部は無料開放していて散策にも持って来いです。皇居前広場の広大に敷地に、奥に広がる宮殿への入り口。ぜひここから散策してみてはいかがでしょうか。
さて、この行幸通りの左右に広がっているのが丸の内のオフィス街。
東京駅に最も近いところにある左側のクリーム色のビルが「丸ビル」で、右側の黒っぽいビルが「新丸ビル」です。
この辺りは再開発によって高層ビル化が進んだのですが、下層部は昔ながらの建築様式を活かした造りとなっています。
なんたって明治時代に入って初めて出来た日本最初のオフィス街ですから、重厚感ある昔の建物で歴史の積み重ねを感じられそうです。
長らくビジネス専門の街として、休日よりも平日に。夜間よりも昼間に賑わっていたこの街ですが、近頃はちょっと様相が変わってきています。
建て替えられた新しいオフィスビルには商業施設が併設され、食事や買い物も楽しめる街へと進化しているのです。
「丸ビル」と「新丸ビル」を皮切りに、北側にある「丸の内オアゾ」、南側にある旧東京中央郵便局を使った「KITTE」と低層階が商業施設で、高層階がオフィスビルといったビルがずらりと並んでいます。
また、丸ビルの裏側から有楽町方面に続いているのが「丸の内仲通り」です。
石畳の路面に街路樹が植わっているお洒落な通りで、左右にはお洒落ショップのウインドウが続いています。
丸の内という土地柄か、やや高級で落着いたお店が中心であり、冬の夜になるとライトアップされより美しい並木道となります。
東京の中でも最もお洒落な通り路のひとつであり、さすがハイエンドなビジネスマンが集う丸の内です。
この辺りは「三菱村」とも言われ、三菱系列の企業が揃う場所。近年の再開発も三菱地所によって行わています。
ただのオフィス街ではなく、お洒落で買い物も楽しめる街に変わっていて、デートや観光にはもちろん、新幹線待ちのちょっとした時間の散策も楽しめる散歩コースとなっています。
こういった元の建物を活かしつつ新しくお洒落な街並みへと変える試みは最近東京駅周辺で多く見られますが、まさにそれらの発端がこの丸の内です。
伝統と進化を上手く使った日本トップのオフィス街なのです。
スポンサーリンク