近未来的な雰囲気の新しい街である海浜幕張。住みやすさは?
京葉線沿線の近未来的な街並みです。
イベントが行われる幕張メッセや、イオンモール幕張新都心など巨大な建物が多く、街の区画がすごく広い。
住宅としても、計画的に作られた大規模な集合住宅やマンションが中心で、それ以外の物件だと駅からだいぶ離れています。
開発は引き続き行われてて、駅近くの若葉地区には1万人規模の巨大マンションが予定されています。
そんな海浜幕張の住みやすさを考えてみます。
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海浜幕張って昔は未来都市でしたよね。
幕張メッセと海浜幕張駅という海浜幕張のベースが出来たのが1986年ですが、最初の頃は砂漠の中にポッと表れた蜃気楼のようであり、人々の生活が想像出来ないほどに日常離れしていた街でした。
しかし30年の時をかけて、まるでワインを醸成するように人々の実際の生活とのすり合わせを続けて、今ではthe海浜幕張スタイルの生活スタイルを作り上げました。
まず海浜幕張の特徴は、その街の大きさが非ヒューマンスケールであることです。街の一個一個の建物が大きくて、しかもそれぞれが空間的に余裕ある配置となっているために街の造りが非常に広いものとなっています。それは圧倒的とも言えるくらいに視覚的に広々とした印象となっていて、日本の街とは思えないほどのスケールとなっています。
しかしそれは時として人にとっては広大すぎるものとなってしまいます。大きさとしてはアメリカのような街のサイズであり、車を使った方が生活はしやすいかもなと思います。バスやその他の公共交通機関がもっと便利になると良いのにね。
海浜幕張と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、やはり「幕張メッセ」でしょう。
時代はインターネットが主流であり、趣味や仕事においてのコミュニケーションがネットという仮想空間上で行われているのですが、それをリアルな世界で実際に一同に集まる場所が、幕張メッセのような巨大なハコです。
例えば、コミケであり、ゲームショーであり、握手会であり、各業界の展示会であり、ありとあらゆるイベントがこの幕張メッセで行われております。
それらのイベントは、その分野におけるお祭りであり、多くの人々が集まってきます。そのようなお祭りの開かれる海浜幕張はいつものように混んでいて、また多くの人に祭りの場所としての記憶に刻まれることでしょう。
海浜幕張の生活は、アーバンカントリー的な暮らし方が出来そうです。アーバンカントリーとは造語だけれども、まあアーバン(都会)でありつつも、カントリー(田舎)的に自然を身近に体感出来るような生活のことです。エベネーザー・ハワードの提唱した田園都市の現代版とでも言えば良いのでしょうか。
現在、このような生活スタイルが人気のあるものだったりするのですが、そのような生活の出来る街のひとつが海浜幕張です。ちょっとその特徴を見てみましょうか。
まず、街の造りがスケールの大きいことから、新しく洗練された大規模マンションと、緑の多い大きな公園がある。
そして、同じく洗練された大規模ショッピングモールがある。
また、IT系やコンピューター系の会社のオフィスも多い。
こんな風に、緑の多い住環境と、商業施設。そして職場とが良い調和を保っているのが海浜幕張です。また、これらの地域に住む人はITやコンピューター産業などの現代の主要産業で働く人が多いため、住民の所得が高くなる傾向も強いです。
でも、一見したら整ったビルなんだけど、壁を埋め尽くすようなテナントの広告に千葉らしさを感じとってしまいました。
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