家を探す時に不動産サイトは必見です。
しかしネットで検索してみると、とにかく多くの不動産サイトが出てきて迷ってしまうもの。
どの様に探すと、良い家を探すことが出来るのか?
不動産サイトを比較しながら東京の家探しのコツをまとめてみました。
まずはテレビCMなどのモデルやキャラクターを思い浮かべながら、どのような不動産サイトがあるか思い出してみましょう。
CMモデル | 不動産サイト名 |
---|---|
緑毛キャラ (中条あやみ) |
SUUMO |
ホームズくん (本田翼) |
HOME'S |
ウォーリー (藤田ニコル) |
at home |
佐藤二朗 | いい部屋ネット |
広末涼子 | ROLAND |
桐谷美玲 | ホームメイト |
飯豊まりえ | アパマンショップ |
小島瑠璃子 | ピタットハウス |
指原莉乃 | ハウスメイト |
土屋太鳳 | エイブル |
広瀬すず | レオパレス |
橋本環奈 | 住宅情報館 |
吉岡里帆 | UR賃貸 |
伊原六花 | センチュリー21 |
※2020年5月時点
うーむ。壮観・ω・
どの会社も今旬の若手女優さんやタレントさんをCMモデルにして多くの広告を出しています。
しかし、実はこれらのサイト。ひとくちにどれも同じような不動産サイトと思いがちになりますが、サイトごとに載っている物件や情報、それらの使い方が異なっているのです。
まずは、これら不動産サイトは大きく2つに分けることが出来ます。
▽不動産情報サイト SUUMOやHOME’Sやat homeなど不動産ポータルサイトとも呼ばれる賃貸物件情報を載せているサイト。不動産会社じゃなくて、あくまで物件情報だけを載せている情報誌のような存在です。
▽不動産会社のサイト アパマンショップやピタットハウス、エイブルやレオパレスのような不動産会社のサイト。不動産物件の仲介や管理を行っている、街なかでも看板をよく見かけるお店です。
実際に物件を扱っていて契約のやり取りを行なうのは不動産会社ですが、それぞれの不動産会社はこれらの物件情報を広く宣伝するためにSUUMOやHOME’Sといった不動産情報サイトに掲載料を払って載せているのです。
しかし同時に、それぞれの不動産会社も独自の不動産サイトを運営しています。自社が仲介・管理をしている物件を載せていて、会社ごとの特徴ある物件を紹介しているのです。
それでは、不動産サイトを使ったおすすめの家探しを紹介します。
東京の家探しにおいて最初に目を通しておきたいのが不動産ポータルサイトです。
▽不動産ポータルサイト 家探しの「玄関」とも言える不動産サイト。不動産の総合サイトで、賃貸物件だけでなく、新築・中古の売買、住宅に関する記事や相談窓口など情報量が豊富です。
インターネット上にはいくつもの不動産ポータルサイトがありますが、その中で特におすすめなのが3大不動産ポータルサイトと呼ばれるSUUMO、HOME’S、at homeです。
これら3大サイトは物件数・情報量が豊富で、家探しにおけるさまざまなヒントも教えてくれることでしょう。
特に東京において物件数が豊富なのがSUUMOです。
情報業界の巨人「リクルート」が運営する住宅情報サービス。知名度、ブランド力抜群で、東京の賃貸物件数においては他サイトを圧倒しています。(参考→ 「賃貸サイト物件数ランキング」)
もちろん他の2つの不動産ポータルサイトについてもそれぞれ特徴があります。
HOME'Sは全国レベルで言えば物件数1位であり、不動産ポータルサイトの雄として先進的なサービスにも取り組んでいます。
at homeは物件情報のシステム化にはじめて取組んだ企業、まさに不動産サイトのパイオニアと言えるでしょう。
不動産ポータルサイトの、一番のメリットは物件数と情報量。
多くの不動産会社が、いずれかの不動産ポータルサイトほぼ確実に物件情報を掲載しています。物件数が多いため家賃相場も把握しやすく、路線相場の高低や不動産会社による物件の違いなども一括的に見ることが出来るのです。
大切なのが希望する条件で検索してみること。
検索結果のいろいろな物件を見ながら、希望の間取りや家賃相場がどんなものかを見ておきましょう。 家賃相場をなんとなくで良いので把握しておくのが大切です。また、いくつかのサイトを比較してみても良いでしょう。
気になった物件を見つけたら、スマイティ、DOOR賃貸、スモッカなどのネット系の会社が運営する不動産サイトから問合せをするとお得なのです。
というのも、これらのサイトはキャッシュバックの仕組みがあり、これらのサイトから問合せをし、その後入居が決まるとそれぞれに応じた現金を貰えるのです。
例えば食べログで有名な価格.comが運営するスマイティ。
このサイトはSUUMOをはじめ様々な不動産サイトの物件情報を一括で検索出来るシステムがある上に、入居者全員に10,000円のお祝い金があります。
・不動産サイトをまとめて検索
・キャッシュバックがある
引越しや上京など何かと費用がかかる時の現金は嬉しいもの。物件の問合せをする際には、これらのサイトを利用すると良いでしょう。
また、同じくネット企業のリブセンスが運営するDOOR賃貸だと、現金最大10万円のキャンペーンもやっています。もちろん諸条件もありますが、こちらも確認すると良いでしょう。
一方、不動産会社のサイトにもメリットがあります。
自社が仲介・管理をしている物件しか載せてないので、大家さんと直接的に交渉が出来たり、それぞれの不動産会社独自の管理サービスや特徴ある物件を探しやすいのです。物件数が少なさから逆に迷わなくて済むかもしれません。
また、不動産会社ごとに特徴がそれぞれあります
その特徴に合った物件を探したい場合は、不動産会社のサイトを直接探した方が探しやすいです。
それでは数ある不動産会社の中から特徴的なものをいくつか紹介します。
質を求めた賃貸住宅
住宅ハウスメーカーとしても名高い同社。賃貸住宅においても「シャーメゾン」ブランドで質の高い住まいを造っています。
「お部屋探しMAST」においてはシャーメゾンなど積水ハウス施行の物件を中心に扱っているため探しやすいです。
東京に強い不動産屋さん
全国的な知名度は低いですが、東京における物件数はトップクラス。全店舗が直営店というのもポイントです。
言うならば東京エリアに強い不動産屋で、街選びなど全面的に住みやすい家探しが出来そうです。
URであーーーーーーる
吉岡里帆さんのCMが印象的なUR。他の不動産会社とは異なり、独立行政法人都市再生機構による賃貸住宅です。
いわゆる団地なのでファミリー層向けが中心です。リノベーションや高層化が進んだ物件も多く、かつコストも抑えられるので家族で住む家を探している方はぜひ検討すべきです。
ひとくちに不動産サイトと言っても特徴はそれぞれ。でも違いが分かりにくいので、CMの女優さんばかりが印象に残っちゃいますよね(;´∀`)
ではここでここまで紹介してきた不動産サイトをまとめてみましょう。
(注)いい部屋ネット、CHINTAI、ホームメイトは不動産情報サイトではありますが、運営元は不動産会社で自社物件が多めです。また住宅情報館は分譲住宅の販売会社。UR賃貸は独立行政法人です。
家探しには3つのポイントが重要です。
初めて家探すような人は、この3点を自分の中で考えてみてください。
これらがバランスを取ることで良い部屋探しが出来るのです。
最も大切です。一般的には手取り額の30%が上限と言われています。生活に無理をしないようにこれを最初に決めましょう。
東京は街と路線によって通勤・通学の便利さが左右されます。と同時に家賃や物価が大きく変わります。勤務地や学校の場所を伝えると良いエリアを紹介してくれます。
オートロックやウオッシュレットなど物件の設備を決めます。もちろん充実しているほど家賃は上がるので、絶対に外せないものから選んでおくと良いでしょう。
以上3点を明らかにしておくと、どのような部屋に住めるかが決まってきます。
また東京ならではの事情として、路線と街選びが特に重要です。
東京には多くの街があり、それらは鉄道によって結ばれています。
そして、街や鉄道路線ごとに家賃相場や物価などが異なり、また街ごとに雰囲気も違っていたりします。
また、鉄道は毎日の通勤・通学で使うものであり、その所要時間、乗換回数、混雑度を把握しておくのが大切です。
なので、家探しをする際には、
路線から住む街を探す
ことが大切です。
自分にとってどの点が最も大切かを考えながら、住みやすい路線・街を選んでいきましょう。
大切なのが、一つの路線だけじゃなくて、近隣の路線の相場も把握しておくと良いでしょう。
東京は鉄道が密集しているため、ひとつの街に複数の路線が走ってたりするのです。そしてその別の路線の方が相場が安かったり、あるいは最寄りだったりもするのです。
例えば、中央線沿線だと高い家賃だったりする街も、それに平行するように走る西武線沿線の街だと割安だったりするといった具合です。
そんな時に便利なのが、地図から不動産相場を把握出来るサイトです。
このハウマが提供する不動産相場マップは、その街の相場をエリアごとに把握するのにわかりやすいです。
対象は売買相場なので賃貸相場とは違うのですが、高いエリアと安いエリアとが相対的に色分けされて地図に表示されるので、その地域の相場観がなんとなく分かるようになります。
地図で見ると、別の路線なのに意外に近かったなぁとか、同じ駅でも相場に差があるなぁとか、新しい発見があるんです。
路線や周りの街の相場観が分かってきたら、さらにはその街ごとの雰囲気も掴んでおくと良いでしょう。
例えば、ひとり暮らしにも便利な安い飲食店が多いかとか、女性の場合だと歓楽街で治安が良くないとか、お洒落で雰囲気や良いかとか、そういうことです。
東京の特徴として、とにかく街の数が多く、それぞれの街の雰囲気はバラエティに富んでいるのです。
お洒落でハイセンスな街もあれば、雑多感のある下町もある。自分の好み合った街を選ぶというのも大切なのです。
手前味噌ですが、当サイトをぜひ見て下さい!笑
とは言え、これらのことを考えた上で家探しをするというのはなかなか大変なもの。
東京の土地勘があるならばまだ良いのですが、もし進学や就職などで初めて東京に住むような場合は、なかなか手こずります。
そんな時には、インターネット上のオンライン型不動産サービスを利用してどんな街がおすすめなのか聞いてみましょう。
さまざまな要望・疑問に対してチャット上で答えてくれたり、AI(人工知能)を利用して適切な物件を選び出してくれたりと、遠い場所からも家選びが出来てとても便利です。
オンライン型の不動産サービスでは以下のサービスが有名です。
チャットでお客さんとやり取りしつつ、AIによっておすすめ物件を提案してくれます。システムをセンチュリー21にも提供していて首都圏と関西圏で展開しています。
人工知能を活用したサービスを提供してます。仲介手数料が一定額というのが特徴で、新しい部屋探しが出来ます。運営会社のイタンジはベンチャー色が強い。
チャット不動産により物件のやり取りが出来ます。手軽に疑問や要望を出せる上に、遠隔地からも相談が出来るので、上京をする前の部屋探しに便利です。
チャット不動産の使い方をまとめてみました。
どのサービスも基本的には似ているのですが、これらはまだ首都圏(および関西圏の一部)だけが提供地域なのです。
東京での家探しだからこそ使いたい不動産サービスです。
さて、より特徴的な物件を探しているなら、その特徴ある物件を集めた特化型不動産サイトで探すことをオススメします。
これらの特化型不動産サイトはお洒落な作りとなっていて、物件情報も豊富な写真と文章で説明されているため眺めるだけでも楽しいです。
実際に住んだ時の雰囲気もイメージ出来るので、一回覗いてみることをおすすめします。
ぜひ、これらの情報をより良い家探しの参考にしてみてくださいね。
このように東京での家探しのための不動産サイトと言っても、それぞれの不動産サイトごとにサービスも違うし、使いやすさも色々です。
それぞれの目的に合わせておすすめの不動産サイトを紹介しましたが、まだまだ他にも不動産サイトはたくさんあり、より便利に家探しが出来るサイトもたくさんあると思います。
ぜひ、これらを元により自分に合った東京での家探しをしてみて下さいね。