新しい公衆無線LANサービス「ギガぞう」でエリアが多く高セキュリティな「Wi2eap」が使えます。接続方法や繋がりやすさ、格安SIMでの使い方などを紹介します。
東京のカフェなどでパソコンを使ってよく作業をするのですが、そのWi-Fi環境には不満がありました。
混雑するスターバックスでは繋がりにくいし、他のカフェだと有料オプションだったり、、(涙)
出来るだけ繋がりやすく多くのカフェで使えるタウンWi-Fiを探していたのですが、そんな時に見つけたのが「Wi2eap」という公衆無線LANでした。
「Wi2eap」とはWi-Fi業者であるWi2(ワイヤ・アンド・ワイヤレス社)によるSSID。
Wi2社といえば街中に多くのWi-Fiスポットを提供しているau系の最大手Wi-Fi業者ですが、どうやら「Wi2eap」は新しいサービス「ギガぞう」のためのWi-Fiスポットのようです。
▽「ギガぞう」とは? Wi2社による公衆無線LANサービス。「ギガ(通信量)を減らす」ということに重点が置かれ、月額500円(税込)で多くのWi-Fiスポットの利用が出来ます。
それにしても驚いたのが、この「ギガぞう」のWi-Fiスポットの充実度でした。
ギガぞうでは「Wi2 eap」に加え、従来からの「Wi2系」と「mobilepoint」を使うことが出来ます。
これにより、街なかのカフェやファーストフードの公衆無線LANのほとんどをカバーすることになり、あらゆる場所をWi-Fiスポットとして利用出来るようになったのです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
それでは「Wi2eap」が使える「ギガぞう」のメリットについて見ていきましょう。
最強のタウンWi-Fi!!
「Wi2 eap」が使えることで、「ギガぞう」は最多のWi-Fiスポットをほこる公衆無線LANとなりました。
ちょっとここで「ギガぞう」のエリアとWi-FiスポットのSSIDについて見ておきましょう。
月額500円(税込)のスタンダードプランにて
上記のようにWi2で従来使えた「Wi2」や「mobilepoint」といったWi-Fiスポットに加えて「Wi2 eap」が使えるようになりました。
これにより多くのカフェやファーストフードを網羅することになったのです。
▽「Wi2 eap」がすごい!
やはり注目するのは「Wi2 eap」のWi-Fiスポットです。
これによりドトールやタリーズといった主要カフェチェーンの多くで公衆無線LANが使えるようになりました。
従来のWi2社のサービスでは、これらのお店はオプションエリアという位置づけで、使うためには1時間100円の追加料金が必要でした。
しかしギガぞうにおいてはSSID「Wi2 eap」が使えるようになり、スタンダードプランの月額500円の通常料金だけで利用出来るようになったのです。
「Wi2eap」の繋がりやすさを検証してみました。
まずはいつも混雑しているスターバックス南池袋店で検証しました。
「Wi2eap」および「Wi2_club」と「at_STARBUCKS_WiFi」のWi-Fiスピードも併せて検証しました。
結果はどれもスピードはほぼ変わりませんでした。(※この店舗は混雑のせいか「Wi2_club」や「STARBUCKS_WiFi」のスピードがいつも遅く繋がりにくいWiFiスポットです。)
サイトを閲覧したりYoutubeは見れるものの、やはり遅さは否めません。
そこで場所を移して、「Wi2 eap」で公衆無線LANが使えるようになった近くのカフェ・ド・クリエでも検証してみました。
こんどはかなり爆速!
この結果の違いは、同じSSID「wi2 eap」といってもWi-Fiスポットによってスピードが異なることを表します。
スターバックスの方では従来Wi2で使われていたSSID「Wi2_club」と同じ公衆無線LAN機器を使っていて、カフェ・ド・クリエの方ではオプションエリアであったSSID「Wi2premium」の公衆無線LAN機器を使っているためにスピードが違っちゃってきてるのかな。(あくまで推測)
おそらく、従来「Wi2_club」で遅かったWi-Fiスポットは「Wi2 eap」を使っても繋がりにくい可能性が高く、もし速さを求めるんだったら注意が必要かもしれません。
一方「Wi2 eap」によるメリットは使えるWi-Fiスポットの選択肢が増えたことです。
より快適な回線でインターネットをするなら混雑するスタバを避け、別のチェーン店を利用するという選択が出来るようになるのです。
都心部のスターバックスはいつも人が多く、公衆無線LANだけでなく座席や注文も混雑しています。そんな時に空いているカフェチェーンを選べばより快適に作業が出来るので、Wi-Fiスポットが多い「ギガぞう」はオススメです。
さらに調べてみると「ギガぞう」はセキュリティ面でもメリットがあります。
公衆無線LANと言えばセキュリティ面が重要でフリーWiFiの多くは暗号化がされてないなどセキュリティ面で懸念があることが多いのです。
スターバックスWiFi公式ページでも暗号化されてない旨の記載が、、。
そんな中「ギガぞう」では高レベルの暗号化されたWi-Fiで安心して通信が出来るのです。
ギガぞうにおけるWi2eapでは「WPA2エンタープライズ」という無線LAN暗号化の認証方式を使っています。
これは街なかの公衆無線LANの中でも最も高いセキュリティです。
WPA以上が望ましい
さらに「ギガぞう」は暗号化が無いスタバWi-Fi等のフリーWi-Fiに対しても「VPN接続」という技術で安全に通信が出来ます。これは暗号化されてないWiFiに対して自ら暗号化を行う技術で、フリーWiFiスポットにおいても安心してパスワード等を打込めるのです。海外のFreeWi-Fiにも対応してるので外国でも安心です。
「ギガぞう」は格安SIMのオプションとしても使えます。
格安SIM | スタンダードプラン 月額料金(税抜) |
---|---|
UQ mobile | 500円 |
BIC SIM | 500円 |
どちらとも月額は500円(税込)がかかりますがこれによって多くのWi-Fiスポットが使えるようになるメリットは大きく、通信量を減らせられれば安いプランでの契約も考えられます。
さらに1契約のギガぞうアカウントがあればスマホやパソコンなど5台まで使えます。
例えばUQmobileの端末があれが、カフェなどでパソコン作業をする時の公衆無線LANの利用にも使えるのです。モバイルと無線LAN併せて大幅な通信代を節約したい方にぜひオススメです。
UQmobileにはデータ高速3Gで「980円プラン」があるので、それとギガぞうを併せれば快適なカフェでのパソコン環境が出来上がります。
スマートフォンでギガぞうを使うにはアプリが必要です。
アプリをダウンロードすると、最初の初期登録に始まり、色々な設定や契約の確認、付近におけるWi-Fiスポットの検索がわかりやすく出来るのです。
そして公衆無線LANへの接続や、フリーWiFiへのVPN接続もこのアプリで自動的に行うことになります。
スマートフォンでギガぞうを使うには、まずはこのアプリをダウンロードしましょう。
一方、パソコンで使うには自分で公衆無線LANのSSIDを選んで接続を行います。
SSIDによって異なるのですが、「Wi2eap」の場合は無線LANネットワークを選ぶとそこでIDとパスワードの入力が求められるので、この時点で会員登録時に設定したパスワードを使って接続します。
※なお初めて「Wi2 eap」繋げる時には証明書の発行がありました
「Wi2/Wi2_club」や「mobilepoint」の場合は、ブラウザ画面が出てくるのでここでIDとパスワードを入力します。
あとは普通の無線LANネットワークのように使うことが出来ます。
スポンサーリンク