たぶん、若い人達だったら知ってるんだろうね。
毎年7月13日から16日まで靖国神社で行われる夏の夜祭です。
みたままつり|祭事のご案内|靖国神社
日本古来の盆行事に因み昭和22年に始まった「みたままつり」は、今日、東京の夏の風物詩として親しまれ、毎年30万人の参拝者で賑わいます。光に包まれた参道で催される都内で一番早い盆踊りや、軒を連ねる夜店の光景は、昔懐かしい縁日の風情を今に伝えています。
靖国神社だから、この「みたま」とはもちろん「御霊」であり、諸々の問題を含みそうな感じなのですが、今回の記事における「みたま祭り」はその辺りの問題とはまったく関係がなく、この祭りが東京周辺に住む若者たちにとっては、夏の始まりの一大イベントとなっていることです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
本日が、みたま祭りの始まりの7月14日なので、ちょいとtwitter検索してみました。
たぶん、同じようなことはtwitterだけじゃなくて、LineとかFacebookとかSNS 上で行われているんだろうけど、こんな風に「みたまに行きたい」というのがSNSコミュニティにおける招待状となって、周りの人々を呼びこむような感じとなっています。
近頃の若者が「靖国神社」にこぞって集まる理由とは? 日経トレンディネット
ソーシャルメディアが普及し、人間関係数やコミュニティーが増え過ぎてしまい、そのすべてをさばき切れなくなってしまっている、特に東京の若者たちにとって、このみたままつりのように、1度ですべてのステージの友人と会え、多くの友達との社交をいっきに済ますことができ、かつ、多くの友達の情報も1回でアップデートできる機会は、本当にありがたい場となっているようです。
同窓会的な要素が大きいということだけど、確かに夏休みなどの長期間の休みの前って、元々の中学などの昔のコミュニティとの再会をしたくなる時期なんですよね。
そして、都内とかだと高校進学や大学進学、もしくは中学受験もあることだし、地元の夏祭りに集まるというよりも、都内の中心部に位置するような場所に集まった方が効率も良さそうだし、地元から離れるというイベント性みたいのも大きいかなと思います。
このように元々あった夏祭りが、SNSに基づくコミュニティによってより人気のあるイベントへと昇華している面白い事例ですよね。
まあ、なにはともあれ、夏の始まりにノスタルジックなイベントに浸るのも良さ気ですよ。
スポンサーリンク