巨大ショッピングセンターの分布図です。
そうです。
最近話題の「マイルドヤンキー」の生息地です。店舗の大きさでいえば、小売店面積が50000平方メートルを超えるお店を集めました。イオン傘下の「イオンモール」とか、三井不動産傘下の「ららぽーと」とかですね。
中規模のいわゆる総合スーパー(GMS)じゃなくて、なにか一つの象徴としての「イオン」的な店舗です。
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まずは、全国図。⇒大きな地図で開く
東京圏における大規模ショッピングセンターの分布について見てみます。
※郊外型のショッピングセンター(イオンモールetc)が赤のポイントで、
都心部型の大規模店舗(百貨店など)を青のポイントです。
やはり東京圏は店舗の数が圧倒的に多く広範囲に広がってます。
特に多いのが、大きな山手線とも言えるような大きく環状線でぐるっと回っている、JR武蔵野線・京葉線・南武線沿線からその外側です。
よく東京はどこまでか論争がありますが、イオンが郊外地域に位置していることを考えますと、この武蔵野線ラインが都心と郊外とを隔てる分岐線であり、だいたいその周辺から郊外的な雰囲気が強くなります。
例えば、日本で一番大きなショッピングセンターである、武蔵野線沿線のイオンレイクタウンですが、そこに行ってみると、時々(ほんとうに時々です)、今やなかなか見ないだろうという、マイルドヤンキー的な中学生集団を見かけたりします。
そして思います。
ここは郊外なんだなと。
そして、僕はずいぶん遠くまで来てしまったんだなぁと。
都心部から距離的には等しくても、直通出来る、京浜東北線や常磐線などの放射線状の路線沿線とは、都心部と行き来する生活が多く都心部型生活も多いのですが、環状線部分は郊外度が高いんですね。
都心部からの所要時間が多くなるほど、比例的にマイルドヤンキー濃度が濃くなって、マイルドヤンキー族が多く生息する地域と言えそうです。
そう言えば、昔から居るような地元密着人生層がマイルドヤンキーとして脚光を浴びるようになったのは、イオンが郊外や地方都市に乱立したことで、マーケティングの光の下に押し出されたからかもしれませんね。
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