結構、由緒正しいお寺ですよね。
5代将軍:徳川綱吉が、母親である桂昌院の願いを受けて
建立したものですから、徳川家とゆかりが深いですし、
現在においても、皇室の墓所である、豊島岡墓地もありますし。
都心部に近いお寺でも、格式が高くて、
非常に大きな敷地を持っている、1大パワースポットです。
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もう駅の名前から「護国寺」なだけあって、
東京メトロ有楽町線の護国寺駅を上がってみると、
すぐ目の前に護国寺があります。
堂々とした門。
仁王門ですね。
この仁王門には、4体の仏像さんがあります。
2体の金剛力士像。
怖い、、。
裏側には。
増長天。
と、広目天。
門の下には、お釈迦様が。
このポーズ、なんて言うんだっけ?
wikiってみたら、「天上天下唯我独尊」だった。
そんな仁王門をくぐって、護国寺の境内へと入っていきます。
この護国寺は、真言宗豊山派の大本山なんですね。
そんなもんだから、護国寺の隣には、
野球も強い、日大豊山が。
今は、日本大学の付属校だけど、
元々は、護国寺によって設置された学校とのことです。
真言宗豊山派 - Wikipedia
真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)は日本の仏教宗派の一つで、新義真言宗の一派。
日大豊山の「豊山」って、なんだろうってずっと思っていたけど、
やっと解けたって感じです。
それにしても、関東には結構多いけど、
西日本にはあまり無いんですね。
境内は、こんな感じ。
都心部に近いのに、非常に大きな敷地は、
さすがの徳川将軍家ゆかりです。
本堂側は、高台となっていて、
階段を上がっていくタイプ。
今年は、桜が早かったから、護国寺のしだれ桜も、
すっかり葉桜でした。
なんか珍しい形の、お清め場所。
瓶に水が張っていて、そこからちょろちょろと
流れ落ちております。
桂昌院による寄贈を受けたものらしい。
そんなこんなで、階段を上って、不老門です。
階段の上に斜めに建っているんです。
この斜めに建っている感じがいいです。
「不老」の文字は、徳川家達氏によるものです。
徳川家の16代目の人で、江戸幕府が続いていたら
将軍になっていた人ですね。
反対側から見た、不老門。
不老門を抜けると、もう本堂です。
堂々とした感じ。
1697年に建てられたそのままの姿で、
重要文化財となっております。
本尊となっているのは、如意輪観世音菩薩です。
梵語だと、チンターマニチャクラ。
この、護国寺の本堂なのですが、
綱吉の命によって着工から、わずか半年で、
完成したそうですよ。
そんなスピード工事を命じるなんて、
さすが、ドS綱吉っち。
人間に対してはドS過ぎるのですが、
変わりに、動物優遇政策は有名ですよね。
そのせいか、重要文化財の本堂脇であっても、
お猫様が、自由に気ままに過ごしています。
近づいても、人間に対してまったくの
危機感を持たないところを見ると、
恐らくDNAレベルで、安心感を持っているのでは。
この護国寺なのですが、
皇室の豊島岡墓地も隣接していて、
この護国寺の墓地にも、有名な方々が眠っています。
本堂の裏には、明治維新の立役者である、
三条実美の墓地があったりします。
お寺なのに、神道風の墓地なんですね。
他にも、山県有朋とか大隈重信とかも。
こんな風に、有名人のお墓は、広く囲われております。
そんな護国寺の、ふとした美しい場所とかです。
本堂の脇にある、薬師堂。
禅寺風の感じです。
多宝塔。
椿が良い感じに、道に落ちていた。
ちょっとした箱庭のよう。
お地蔵さんが、可愛い。
そんな感じで、護国寺でした。
あまり混んでるようなお寺じゃないので、
ふらっと来てみては、いかがでしょうか。
あぁ、次はどこに行こうかな。
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