池袋と言えば多くの本屋が集まる街なのですが、そのランドマーク的存在だったリブロ池袋が閉店します。
リブロは西武セゾングループの文化的な側面を担い、人文・社会系に充実し、「ニューアカデミズムの聖地」と呼ばれていました。セゾン創業者の堤清二氏が作家の顔も持つ経営者であったことも大きいかもしれませんね。
閉店のニュースは作家・出版関係のみならず、ネット上でも大きく広がり、それを残念がる声が広がりました。
大きな本屋は数多くの書籍に囲まれながら新しいことに興味を持ったり、ものごとについて深く知ることが出来る場所なのに、。
残念です。
しかし、一方で新しい本屋が登場しています。
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読書家の夢ですね。
泊まれる本屋をコンセプトにしたホテルで、本棚の中に埋め込まれるベッドは印象的であるし、デザインは格好良く、本のセレクトも興味深いところです。
一方のこのお店はこたつです。
畳が敷き詰められていて、ノスタルジックな和の雰囲気のある部屋。
ワンドリンク360円を払うとどれだけ居ても良いというう、本屋というよりも喫茶店のようなものであり、面白いカテゴリーの並ぶ本棚に囲まれながら、じっくりと時間を過ごしながらお気に入りの本を見つけることが出来ます。
なお、夏の暑い時期はどうするのだという話ですが、その時期は冷やしこたつをはじめるらしいですよ。
池袋での本の楽しみ方として、本を買ってその本をカフェで読むというスタイルも良さ気です。
例えば、ジュンク堂にはカフェが併設されていますし、本を持って静かなカフェでページをめくったり、スタバでも良かったりするのです。
▽【池袋明治通り店】 ソファーで読書したくなるスタバ|東京生活.com
大きな街のお店なので、大抵混んでいるのですが、ここにはソファーが並んでいる一画があります。 なかなか落ち着く空間で、家に帰る前にちょっと読書でもしたくなるんです。
出典 http://www.tokyoseikatsu.com/column/starbucks/post-89.php
そう言えば、このジュンク堂も本をただ売るだけではなくて、イベントを開いたり、本の置き方を工夫したり、特集を開いたりして、お客さんに時間を消費してもらうような業態へと変化していますね。
そんな池袋の本屋ですが、リブロの後には三省堂が入ることが決まったそうです。
▽三省堂書店/リブロ池袋本店跡地に8月上旬出店 | 流通ニュース
三省堂書店は8月上旬を目途に、西武池袋本店書籍館・別館のリブロ池袋本店跡地へ三省堂書店池袋本店を出店する。
出典 http://ryutsuu.biz/store/h070705.html
やはりこの場所には本屋さんが入らないとね。
今までのリブロの場所にそのまま入る巨大な書店となるようなので、三省堂がどんな風な新しい店舗を作ることになるのか楽しみです。
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