東京はいくらで泊まれるか?安くても清潔で安心できるホテルや、魅力的な格安な宿泊施設が多い地域を探しましょう。
まず東京の安いホテルを探すために、各宿泊サイトを参考にして各地域のホテルの価格を調べてみました。
条件:大人1人が、平日に一泊するとした場合 ※誕生日1円プランなど特別に安い価格を除いています。検索すると「1円プラン」が度々表示されますが、惑わされないように。
この条件に従うと、東京の各地域の最低価格は以下のとおりでした。
東京・銀座 日本橋・秋葉原 |
1,667円 |
赤坂・六本木 麻布・永田町 |
2,315円 |
渋谷・青山 恵比寿・目黒 |
2,500円 |
品川・蒲田 羽田空港 |
2,176円 |
新宿・中野 杉並 |
1,852円 |
池袋・赤羽 板橋・練馬 |
1,667円 |
御茶ノ水・水道橋 飯田橋 |
2,686円 |
上野・浅草 両国・足立 |
1,575円 |
江東・江戸川 新小岩 |
1,667円 |
東京の23区の各地域において最も安く泊まるためには1,500円から2,500円が最安値価格であり、その中でも特に安いのが上野・浅草・両国・足立の1,575円。
安い!!!!
しかしこれはあくまで最安値価格。
実際にこれらの地域は安いホテルは多いのでしょうか?
あるいはこれらの地域のホテルはなぜ安いのでしょうか?治安など問題点はないのでしょうか?
それでは、安いホテルが多いエリアをそれぞれ見ていきましょう。
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まずは東京の中でも最もホテルが安い地域から見てみましょう。
格安ホテルが多いのは東京の東側地域。上野や浅草といった街があるエリアです。東京駅からも意外に近く観光やビジネスにも便利なのです。
しかし、これらの地域はなぜ格安な宿泊施設が多いのでしょうか?
その大きな理由としては「千住エリア」と呼ばれる浅草の北側から南千住にかけての一帯があるからです。
実際この千住エリアを宿泊サイトで見てみると格安宿泊施設の数が圧倒的に多いのです。
▽なぜ千住は格安なの?
宿泊サイトなどでは「千住」となっていますが、本来は「山谷」とも呼ばれている街です。山谷といえば、元々は労働者のための簡易宿泊所(ドヤ)が多かった地域でした。(【参考】ドヤ街「山谷」とは?)
しかし、日雇い労働者の減少と共にこれら宿泊所もニーズが少なくなり、これらの簡易宿泊所は外国人のバックパッカー向けの格安ホテルとして姿を変えつつあるのです。
以上の理由から格安ホテルが多いのです。
たしかにこのエリアを歩いてみると労働者の街であることを強く感じます。
しかし時代の流れとともにこれらのエリアの雰囲気は変わりつつあり、今ではかつての簡易宿泊所もバックパッカー向けのドミトリーになっていたり、就活の際の長期滞在や女性でも安心に泊まれるようなホテルになっていたりするのです。
距離的にも東京駅などと近く想像以上に便利です。東京で最も安く泊まりたければぜひこのエリアで探してみることをオススメします。
一方、カプセルホテルが多いのが「上野」です。
上野は歴史的に東京の北の玄関口でした。
そのため昔は商人宿と呼ばれたような駅前旅館が多くあり、それらが時代の流れとともにカプセルホテルなど安く泊まれる宿泊施設へと姿を変えたのです。
元々はただ泊まるためだけのカプセルホテルでしたが今ではそのコンパクトさがクールであると外国人観光客にも人気であり、また設備や食事などに力を入れているホテルも増えつつあります。
リーズナブルさ、施設の良さ、アクセスの良さをを求めるなら浅草のホテルもおすすめです。
伝統の下町として名高い浅草は、東京観光では必ず訪れる街です。
最近は外国人観光客の急増とともに新しいホテルがどんどん増えているのです。
ビジネスホテルや低価格帯のシティホテルを中心に新しめのホテルが多く、リーズナブルながらも清潔で快適に泊まることが出来るのです。また、外国人観光客が多く利用するドミトリー形式の宿泊施設も都内で最も多い街です。より安く泊まりたいならこちらが良いでしょう。
羽田空港とも直通なので実は交通の便も良いのです。
以上は東京の中でも特に格安な宿泊施設が多いエリアでした。
しかしこの大きな理由が、いわゆるドミトリーやカプセルホテルあるいは簡易宿泊所といったホテル形式以外の宿泊施設が多いためです。
東京の宿泊施設は価格帯でこのように分類出来ます。
▽4,000円以下
→カプセルホテルやドミトリ
▽4,000円~10,000円
→ビジネスホテルが中心
▽10,000円以上
→シティホテルや高級ホテル
施設の充実度や交通利便性、あるいはプライバシーや防犯面から考えるとビジネスホテルなどの宿泊施設を選ぶことをオススメします
それでは、ここからは東京におけるビジネスホテルを中心とした安いホテルが多い地域を紹介していきます。
もちろん上野・浅草・千住エリアにも安いビジネスホテルはたくさんあります。しかし、東京にはよりビジネスホテルに特化し格安に泊まれる地域があるのです。
まず、羽田空港や品川駅との交通の便の良さを求めるなら蒲田です。
アクセス抜群の街であり、そのためかビジネスホテルがとても多くあるのです。
ビジネスホテルに限るなら東京で最も密集している地域であり、まさにビジネスホテル激戦区。チェーン系ホテルから地元型ホテルまでが揃っています。
それぞれが特色を活かして競争しているのでお得でより良いサービスが多く、また天然温泉が湧き出ている街でもあるので、疲れた身体をゆっくり休めるのにも良いでしょう
正直、東京駅付近は東京の中でも最もホテル価格が高い地域です。
特に東京駅西側の丸の内や大手町といったエリアは超高級ホテルのオンパレードで安いホテルは一つもありません。東京駅周辺で格安ホテルを見つけるのは難しいのです。
東京駅付近で安く泊まりたいならば東側が良いでしょう。
近隣エリアとして日本橋地区、あるいは秋葉原地区まで行くと格安ホテルも多くなってくるので、これらの地域から選ぶと割安に泊まることが出来るのです。
宿泊地としては目立たない池袋ですが、実は安く泊まれるホテルが多い街なのです。
やはり都心部からやや外れているためでしょうか。他のエリアに比べると価格帯が一段階下がっている感じで、全体的に割安な印象を受けます。それでいて高すぎないシティホテルがあったり、サービスが良いビジネスホテルがあったりとコストパフォーマンス面で優れています。
同じ値段でより良いホテルに泊まりたい場合におすすめです。
さて、以上が東京でも安い宿泊施設が多い地域でした。
ホテル予約サイトなどでも地域ごとに選択出来るので、目的地とホテル価格とを比較しながらどこに泊まるかを選ぶと良いでしょう。
もちろん目的地への行きやすさを考えて、ディズニーに近くてホテルや、東京ドームに近いホテル、新宿にあるホテルを選び、それぞれ安いホテルを選ぶ方法もありです。
ただ、いずれにせよ重要なのが
①格安宿泊施設が載っているサイトを使う
②口コミや評価や設備情報をチェックする
ということです。
というのもネット上には多くのホテル予約サイトがありそれぞれ特徴があります。さまざまなホテルが載っている予約サイトから、高級ホテルに特化した予約サイトまでとにかく色々あります。
格安に泊まりたいならば安いホテルが多く載っていることが大切であり、となると国内宿泊施設登録数第1位の楽天トラベルなんかはおすすめなのです。
楽天トラベルのメリットとして①そもそも格安ホテルの絶対数が多い。そして②利用者が多いので口コミや評価も多い。という点があります。
格安な宿泊施設の悪い点として、プライバシーや防犯面、あるいは清掃や施設の問題などを考えると問題がある施設も無いとは言えません。
嫌な思いをしないためには泊まった人の口コミや評価を自分でチェックするのがとても大切なのです。
楽天トラベルの場合、個人的には評価が3点近くだと身構えて、2点台になったらうーむ、、、、、(やめておこう)となります。同時にお得なクーポンや楽天ポイントが貯められるメリットもあるのでおすすめです。
どうしても予算とホテルのレベルは相関してしまうものであり、やはり評判の悪いホテルは避けたほうが良いでしょう。
格安な宿泊施設を探す時には口コミの確認は必須です。
最近では外国人観光客が急増しているせいか、宿泊価格が高騰している東京。2020年には東京オリンピックもありこの傾向は強くなりそうです。
格安に泊まるためにはホテルが安い地域を知っておくのが大切なのです。
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